食生活でも身体は歪む
度を越した満腹は、お腹を緩ませるため背中が丸まるだけでなく、骨盤の傾斜や膝や足首の使い方も変わります。
・猫背
・左肩が下がる(胃が左側にあるため)
・骨盤が立ち、お尻が平べったくなる
・逆に、骨盤が前傾し過ぎ、お腹とお尻が出ている
など、姿勢は食生活の影響を受け、胴体を支える脚へも連動します。スタイルを気にする人は多いですが、このように食生活の偏りとスタイルの変化は関係しています。
食の不摂生は、避けたいはずの歪みの原因にもなるため、自分自身でコリや冷えといった辛さを作ってしまいかねません。実際に、お客様の歪みと身体の使い勝手を照らし合わせると、
・細かく歪み身体の左右差がある
・いつも同じコリで悩んでいる
・動く気力が出にくい
・身体が動かしにくい
・運動不足への罪悪感
など、様々なことが連動しているように感じます。
身体の歪みと考えごとの歪み
「ぜひとも身体の歪みを取りたい!」と思って治療院を探す前に、自分でできる歪みケアで下地を作るのと作らないのでは大違い。それが「生活習慣や気疲れの見直し」です。食生活の見直しや運動習慣が健康的だという話は、ご存知だと思いますが、気疲れ=考えていることだということもご存知ですか?感情的なできごとに、身体の動きだけではなく自律神経や生理作用も連動し、結果、血流や筋肉など身体組織も影響を受けています。忙し過ぎた日でも充実感があるときは元気で、嫌なことだらけの日の疲労感は相当なもの。まわりの誰かが「疲れた」と連発していると、うんざりし元気を吸われますが、自分の頭の中で何度も「疲れた」と思っていると自分自身が聞き続けるため、身体も疲れてしまいます。
身体の歪みが気になるときは、生活習慣の歪みを穏やかにしていきましょう。
身体は健気(けなげ)に、
・ストレスフルな時間
・暴飲暴食
・運動不足
を受け止めてくれています。ある程度生活を整えてから歪みケアにいくと様々な変化が見えやすいのはこのためです。
歪みをゆるめる時間が肝!ポイント4つ
度を越してしまったあとは、歪みをゆるめる時間が肝! ポイントとなる4つをご紹介します。・空腹になるのを待つ
軽い家事や散歩で身体を動かすときも、身体から無駄な力を抜いて楽に動こう
・軽い動きを取り入れる
姿勢のくせ取りとして、軽い筋肉運動による代謝サポート、気分転換に家事や散歩を気楽に行いましょう。
・むくみが抜けるまで、時間をかけて水を摂取をする
人間も本来自然の一部です。自然な飲み物である水を調子の回復と照らし合わせながら摂りましょう。
・休息を取る
睡眠時間、気分転換で考え過ぎを割り切ろう。
身体の状態を知ることは、身体とのコミュニケーションを取ること。状態に合わせることが本来の自己管理です。シンプルな自己管理で、「ダイエット」でやるべきことの無駄もシェイプしましょう。
いかがでしたか?人には自然治癒力があります。自己管理とよい距離で付き合え、ダイエット成功の道筋が見えていきますように。
【関連記事】
・水不足・飲み過ぎNG!水分補給でらくらくダイエット
・苦戦し続けた人がうまくいく「小さなダイエット」
・ムキムキ脚も履くだけケア!着圧ソックスおススメ3選