やる気はあるのに、行動に移せないもどかしさ

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具体的な解決案は、身近にたくさんありますよ

Aさん(41歳)インストラクター職は、36歳から本格的なダイエットを始めました。子供の頃から痩せたことがなく、痩せるイメージができない。長距離運転の出張が多く、外食・コンビニ食が続きで、食欲旺盛。痩せたい気持ちは本気なはずなのに、運動する気力は出ず、実行できないご自身のことを「自分に甘いです」「だらしないんです」と反省するばかり。「頑張る!」と元気になっても、また1週間以内には自信をなくす繰り返しをしていました。


小さなダイエットは、苦戦し続けた人におススメ

Aさんのようにダイエットがうまくいかない人の話を聞いてみると、
・ダイエット法や健康的な生活の情報は、理解している
・やろうとする気持ちは十分ある
ということがわかります。以上のことから、理解力や行動力ではないことに問題があると考えます。今回は苦戦している人にこそ効果的な「小さなダイエット」をご紹介します。

レベルダウンは「具体的な解決策」

一見たわいない小さいことが「具体的な解決策」です。張り切ってダイエットを始めても、翌日同じことをしようと思うと負担や違和感を経験した人は、レベルダウンを受け入れてみませんか。レベルダウンというと聞こえは悪いですが、小さな一歩から始めると、負担なく健康的を目指すチャンスが増えます。

■プレッシャーを弱めて、腰を上げる練習を
継続うんぬんの前に、始めるまでに時間がかかる人は、重たい腰を上げる練習から始めましょう。そのときのポイントは、「プレッシャーを弱めること」。

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小さなダイエットを始めて2週間後、体重1kg・ウエスト4cmも減っていたAさん。動く気力も出て、運動を自主的にやりたくなったようです。

「ご飯を食べたら」「お風呂に入ったら」「このTVが終わってから」「ちょっと横になろうかな」「ちょっと目をつぶってみようかな」……。このように、「やろう」「やらねば」とあおり過ぎると自分へのプレッシャーが強くなり、痩せるどころか自己嫌悪が増えてしまいます。プレッシャーやストレスは適度であればモチベーションに繋がりますが、過度になって動けていないなら見直す必要はあります。

食に関して言えば、「これを食べると太る」「これはカロリーが高い」と言いながら食べるのは辛いです。いつも自分に監視され、できなかったことばかり拾われていたら、行動しにくくもなります。よくないと思っている食べ物だけに執着して苦しくなっていかないように、食の前にご自身の考え方に配慮しましょう。

■過度なプレッシャーを弱めるコツ「1回や2回でもいい」
運動習慣がない人、挫折しやすい人には、「ご自身にできる回数や時間や頻度」でお話ししています。するとみなさん自然にできることが増え、自信をつけてダイエットに取り組み始めます。
「でもそれじゃ、早く痩せない!」とがっちり始めて一気に嫌になったり、手も足も出ない状況を作って焦ると本末転倒。十分気をつけてみて下さいね。

■行動をリバウンドさせない秘訣「慣れていくこと」
生活習慣を変えたいとき、「徐々にテコ入れし、慣れていく過程」がステップアップです。今までの生活からガラッと一気に変えようとすると、どうしても抵抗感が生まれ、行動がリバウンドしがちです。

慣れていく過程でどんなことから始めれば良いか、例をご紹介します。ご自身の生活でできそうなことや思い当たることがあれば、応用してみてくださいね。

・今日自分ができる時間・回数でチャレンジ
・この一カ月動いていないから、休日は少し散歩しよう
・しばらく歩けていないから、家の中でちょっと動こう
・朝昼で新鮮な野菜がなかったから、夕飯は一つ足そう
・足りない栄養素に気づいたから、摂ってみよう
・お菓子はやめられそうもない、だから根本的な栄養バランスを見直そう

気楽にできることを経験して進歩や楽しさを感じれば、継続やステップアップが生まれ、結果に繋がります。その後、少しづつ身体の変化や心の状況に応じて加減しましょう。

悪い予測癖に注意

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伸び伸び行動しよう

「そうやっているうちに自分に甘くなってやらなくなる」という声も聞かれますが、その場合は、

・失敗するイメージ(悪い予測癖)をしやすい
・フェイドアウトするパターンにハマりやすい
・今やれる状況ではない

ことなどが考えられます。また、続けていくうちに生活習慣になれば、リバウンドも控えられます。根本的な問題は、「どこに向かって進みたいか」。うまくいくイメージを大切に、力を抜いて視野をちょっと変えてチャレンジしましょう。

いかがでしたか?「早く痩せたい」とおっしゃる人は多いですが、ご自身の状況に合わせたプランニングは大切です。身体は時間をかけて少しづつ生まれ変わります。その流れに寄り添って自然に痩せていけば、ダイエットは苦しいものではなくなりますよ。

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※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。