世界から気鋭の振付家が集結!
会見に参加したアーティストのほか、2012年に青山円形劇場で上演したアラン・プラテルの作品にも出演している伊藤郁女の日本初演作『ASOBI』、スウェーデンを拠点とする大植真太郎と森山未來、平原慎太郎による世界初演作『談ス』、2012年の『ダンストリエンナーレトーキョー』でオープニングを飾ったナセラ・ベラザの日本初演作『Les Oiseaux』『La Traversée』、フランソワ・シェニョーとセシリア・ベンゴレアによる日本初演作『altered natives’ Say Yes To Another Excess -TWERK ダンス・イン・クラブナイト』など注目作が次々登場。『La Traversee』
またこどもの城ピロティでは、モントリオールのコンテンポラリー・ダンスを牽引してきたポール=アンドレ・フォルティエの振付作『15 X AT NIGHT』を15夜連続で上演します。
『15 X AT NIGHT』 ポール=アンドレ・フォルティエ photo: Xavier
会見後記
『ダンストリエンナーレトーキョー』から、『Dance New Air - ダンスの明日』へと形を変えたフェスティバル。忘れてならないのは、その背景にフェスティバル発祥の地である青山劇場と青山円形劇場、ふたつの劇場の2015年閉鎖問題があるということ。1985年にオープンし、来年30周年を迎える青山劇場・青山円形劇場。1989年には初の海外招聘作品としてフランスのレジーヌ・ ショピノの『K・O・K』を上演し、1991年にはバニョレ国際振付賞のジャパンプラットフォームを開催、2002年には『ダンストリエンナーレトーキョー』を立ち上げコンテンポラリー・ダンスの一大フェスティバルに発展させるなど、東京のダンス・シーンを切り開いてきました。
閉鎖が予定されているのは2015年3月。その意向を覆すべく、現在有志の方々による署名活動が行われています。
会見の模様 (C)Yoichi Tsukada