冷えによる辛いコリを解消するセルフケアストレッチ(2ページ目)

座ったままストレッチングで硬い背中・腰をラクにしよう

背中や腰も冷えによって辛いコリへと発展しますが、首や肩が冷気にさらされることで生じることもあります。なぜなら、首・肩が硬くなると背中の大きな筋肉である「僧帽筋・そうぼうきん」が硬くなり、肩甲骨周辺の動きが悪くなり、背中のこりへと繋がります。

背中がこると、今度は背中から腰に掛けて背骨の周辺にある「脊柱起立筋群」も硬くなり、腰も硬くこってしまいます。このストレッチは、動きはとてもシンプルですが体の裏側をほぐすにはとても効果的なので、ゆっくり呼吸に合わせながらじっくりと動作し、コリをほぐし、冷えも解消して下さい。

1.胸の前で両手を組み、ゆっくりと手のひらで天井を押し上げ、脇腹、二の腕を伸ばします。

2.両手で両肘をつかみます。この時、二の腕が耳の横にくるように意識し、肘が前に出過ぎて胸が閉じないように注意しましょう。


3. 一度大きく息を吸い、肘を上に押し上げ、息を吐きながらゆっくりと肩の高さに肘を下ろします。そのまま目線はおへそに向け首の後ろを伸ばし、15呼吸繰り返しましょう。

この時、呼吸と共に上体を揺するようにし、肘を前に押し出し、首、背中、腰を深く伸ばしてもOKです。肩に力が入り過ぎないように注意しましょう。
次のページは、ヒップストレッチングのご紹介です。