私は20年ほど前に、晴海に近い勝どきに住んでいたことがあります。そのころの晴海は都営住宅、UR都市機構の住宅以外はほとんどが倉庫でした。それが今や一大超高層ニュータウンです。この大きな変貌には驚くばかりです。
運河側からみる:左の建物は竣工済みの「晴海タワーズ クロノレジデンス」
<物件見学レポート>
特色1:五輪の追い風をうけての再開発地区「晴海」
このマンションの一番の魅力は晴海という地域の拠点性が今後、飛躍的に高まるだろうと予想される点です。晴海地区は鉄道の便は良いとは言えませんが、バスや自転車の利用、又当マンションのシャトルバスのサービスを利用できます。立地的には大手町や銀座、日本橋などのオフィス街や繁華街に出やすいロケーションですし、いくつか新しい交通システムの整備が検討されています。また、晴海地区は公益避難所に指定されており、マンション内には非常時の食料や水、備品などの備蓄がされる予定です。
勝どき駅からの道
そして、この地区には東京オリンピックの選手村がつくられ、オリンピック後はそれらも住戸として販売又は賃貸されます。その他数棟の高層マンションも竣工すると更に発展が予想されます。
勝どき駅からの道には、高層マンションが建築中。
現在でも、周辺にはトリトンスクエアなどの新しい大規模商業ビルが多く、当マンション北側にも将来30階程度の新しい商業ビルが建つ計画があります。詳しくは記事「マンション市場動向 晴海は供給過多?」も併せてご覧ください。
トリトンスクエアの下のポケットパーク
このように晴海地区は新しい整備された街として変貌していくでしょうが、反面では歴史の無い、歴史のフィルターのかかっていない施設や仕組みの集合体、と言うこともできます。しかし、新しい施設を持つ再開発の街と、少し行くと月島などの昔からの雰囲気等の多様性のある場所、という見方もできます。
「晴海タワーズ ティアロレジデンス」の特色2、3は……次のページ