スター関連のフランス語
多くの人々が制作に関わる映画
スターだけじゃない!映画関連職種のフランス語
映画祭で賞をとるのは、もちろんacteur(アクトゥール/男優)、actrice(アクトリス/女優)だけではありません。Prix de la mise en scène(プリ ドゥ ラ ミザン セヌ/監督賞)の対象となるréalisateur、cinéaste(レアリザトゥール・シネアスト/監督)の他、scénario(セナリオ/シナリオ)を書くscénariste(セナリスト)、撮影を行うcameraman(カメラマン)、編集を行うmonteur(モントゥール)など膨大な数のtechniciens(テクニシアン/技術者たち)が関係していることは周知の事実ですね。映画関連の間違いやすい表現
では、次に映画関連の間違いやすい言い回しを確認しておきましょう。まずは、film(フィルム)とcinéma(シネマ)の使い分けです。両方とも「映画」と訳すことが可能な単語ですのでよく間違うのですが、filmは一本一本の作品を、cinémaは「映画」というジャンルを表します。つまり、「 私は映画が好きです。」と言うときは、J'aime le cinema. (ジェム ル シネマ)ですが、「見る」という意味のregarder(ルギャルデ)やvoir(ヴワール)、「上映する」を意味するpasser(パセ)や「撮影する」という意味のtourner(トゥルネ)などという動詞と組み合わされるときは、通常具体的な作品を表すfilmの方を用います。次ページでは、「それって字幕?誤解を招きやすい言い回し」をみてみましょう。