ポルトガルの超メジャービール、「SAGRES(サグレス)」

サグレス

「サグレス」は有名な帆船サグレス号から命名。ポルトガルにはユーラシア大陸西南端の町、サグレスもある

ポルトガルで最もよく知られたビールブランドといえば、「SAGRES(サグレス)」。国内シェアの42.9%を占める超メジャーブランドです(※2012年の数字/ニールセン調べ)。サッカー王国ポルトガルにおいてサッカーリーグのスポンサーを務めていることもあり、まさに「知らない人はいない!」存在。ちなみにもう1つ「SUPER BOCK(スーパーボック)」というブランドも有名で、この2つがポルトガルのビール人気をほぼ二分。両社でポルトガル国内のビールシェアの大半を占めているといわれます。

「サグレス」ブランドとしては、黒ビールやノンアルコールビールなども展開していますが、一番オーソドックスなのは写真の「Branca(ブランカ)」。ブランカはポルトガル語で「白」という意味です。

ピルスナータイプで、色は光り輝く黄金色。グラスに注ぐと、非常にきめ細やかな泡が目を引きます。飲んでみると、苦味はほとんどなく、コクがありマイルドな味わい。麦芽の旨味がしっかり感じられ、ほのかな甘味と酸味が好バランスです。1940年に発売された商品とあって、いい意味で昔ながらのベーシックなテイスト。ヘンなクセもなく、口当たりも軽いので、万人に愛される味といえるでしょう。泡持ちもよく、最後までおいしく飲み干せます。

アルコール度数は5%と標準的。100%天然の原料から作られており、添加物や保存料は使われていません。国際的な評価も高く、過去には世界ビールコンクールで優秀賞を受賞(1958年)、最近ではモンドセレクションの金賞を2年連続受賞するなど、数々の賞に輝いています。ちなみにサグレスを製造しているセントラル・デ・セルヴェジャス社は、ハイネケングループの一員でもあります。

マクドナルドでもビールが飲めるポルトガル

ポルトガル

海辺のカフェでビールを飲むのは至福の時間!

ポルトガルの人たちは、とてもお酒が好きです。ただ、ポルトガルのお酒というと、ビールよりワインを思い浮かべる人もいるかもしれません。実際、一人あたりのワイン消費量は、日本人が4.13リットルに対して、ポルトガル人は42.40リットルとおよそ10倍!(出典:per capita wine consumption by country 2011(C)Trade Data And Analysis(TDA))。ポートワインやヴィーニョ・ヴェルデといった名物ワインも産出するお国柄だけに、ワイン好きな人が多いのは事実です。

とはいえ、決してビールを飲まないわけではありません。2012年には、ビールも1人あたり平均49リットルで飲まれており、日本人の平均とほぼ同じか、むしろちょっと多いくらいなのです。(出典:Facts & Figures :: About Us :: Soc. Central Cervejas)。

レストランできっちりした食事を食べるときにはワインが好まれますが、カフェやバー、軽いランチなどではビールもよく飲まれています。とくに暑い夏に、冷えたビールを昼間から飲むのは最高! ビールはポルトガル語で「cerveja(セルヴェージャ)」と言い、ビアホールのような店「cervejaria(セルヴェジャリア)」もあります。

嬉しいことに、ポルトガルではビールはとても安いです。スーパーでは350ml缶が1本0.5ユーロ前後~、バーでも1ユーロ位~で飲めるのですから、左党にとってはたまりません。意外なところでは、マクドナルドでもビールが飲めます。

ポルトガル料理は、魚やお米を多用し、日本食にもどこか似た雰囲気。イワシの炭火焼き(サルディーニャス・アサーダス)なんていう、まるで和食のような名物料理もあります。それゆえに日本人の口にもよくなじみ、ビールとも合わせやすい料理も多いです。

 



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