まるで迷路のような木造家屋、散策しながらショッピング

ブリッゲンの内部

建物と建物の間にある狭い通路から中に入ってみましょう。内部はまるで木造迷路! Photo: Asaki Abumi

ブリッゲンの木彫り像

今でも建物の壁には様々な木彫りの像が残っている Photo: Asaki Abumi

ブリッゲン内部は、木造の建物同士が迷路のように入り組んだ構造になっており、数箇所ある建物と建物の隙間から、無料で自由に出入りが可能。建物の壁には、商人や動物を象った様々な木彫りの像が飾られています。ブリッゲンだけではなく、ベルゲンの街を歩いていると至る所で見かけられるので、色々な木彫り像探してみるのも面白いでしょう。

かつては干ダラの倉庫としても利用されていたブリッゲンの建物は、今ではレストランやカフェ、おみやげ屋、アーティストにより手づくり工房、ホテルへと姿を変えて人々に利用されています。

ブリッゲンの各店舗の営業時間は観光シーズン時期かどうかで大きく変わります。湾沿いのショップや飲食店は、観光地としての景観を損ねないように、規則により1年中営業中。ただし、内部にある工房、ショップ、飲食店は、冬季は観光客が減少することから、冬季に限り長期休業をしている場所が多め。お勧めシーズンは、観光客で賑わい、全ての店がオープンしている夏。その分、冬は静かな雰囲気の中、ほぼ貸し切り状態でブリッゲンを散策できるという、特別な体験をすることもできます。

■通年営業している、おすすめのお土産ショップ

木彫りの干ダラと、祈りの井戸

ブリッゲン、木彫りの魚と井戸

巨大な木彫りの干ダラ(左側)と石の井戸(右側) Photo: Asaki Abumi

ブリッゲンで最古の建物

ブリッゲン内で現存する最古の建物 Photo: Asaki Abumi

建物と建物の間の細い通路を、奥へとずっと歩いて入っていくと、巨大な木彫りの干ダラの置物に出会うことができます。干ダラがベルゲンの産業を支えていたことが象徴されていますね。写真で、干ダラの右隣に位置しているのは「祈りの井戸」と呼ばれる石の井戸で、内部にはオーラブ5世の紋章のモノグラムが彫られています。井戸の中には自由に硬貨を投げ入れることができ、集まったお金はブリッゲンの復元作業のために使われます。

またブリッゲンのさらに奥には、芝生が生えている小さな広場があり、そこに白色の壁でできた建物を見つけることができます。現在はアートスクールとして使用されており、1666年に建築が終了した、ブリッゲン内で最古の建物です。

 

写真撮影のポイント、晴れの日のシャッターチャンスは逃さずに!

せっかくの世界遺産なので、写真もできるだけ綺麗に撮りたいですね。ベルゲンを歩いていると、ヴィーゲン湾の向かい側の道路からも綺麗にブリッゲンを撮影することができます。ベルゲンは「雨の都市」とも言われるほど降水量が多いので、いざ撮影をしようとする時に限って、雨がふりがちです。運よく天気が良いときは、屋内の観光施設巡りは後回しにしてでも、シャッターチャンスを逃さないようにしましょう。

周囲のおすすめ寄り道スポット

ブリッゲンはベルゲン観光の中心ポイントともなっており、魚市場、フロイエン山へのケーブルカー乗り場、ハンザ博物館などの人気観光箇所が徒歩で歩ける圏内にあります。

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Bryggen(ブリッゲン)
住所:Bryggen
ブリッゲンは広大な地区なので、特定の住所や連絡先がありません。ブリッゲンに関しては、ベルゲンにある観光案内所へ問い合わせを。
日時・料金:出入り自由・無料
お店の営業時間:店舗によって異なる
ガイドツアー:ブリッゲン博物館が開催する夏季限定のガイドツアー(英語・ノルウェー語)あり(有料/大人1人120ノルウェークローネ)
アクセス方法:ベルゲンまではオスロから飛行機で約50分、日本からは夏季限定でベルゲンまでの直行便がでていることもあります。空港から市内まではバスで約30分。ベルゲン駅からブリッゲンまでは徒歩で20分ほど。

※1ノルウェークローネは2014年4月現在、約17.2円。おおむね17円前後で推移。
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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。