ノルウェーが誇る世界遺産、カラフルな木造家屋「ブリッゲン」
カラフルな木造建築郡「ブリッゲン」 Photo: Asaki Abumi
別記事「ノルウェーの世界遺産」
ドイツ人居住区、干ダラ商館として栄えた歴史ある建築物
ビーフィヨルドが流れ込むヴォーゲン湾に面するブリッゲン Photo: Asaki Abumi
建物の一部は干ダラの倉庫となり、窓からの滑車を使用して、2階から地上への、干ダラの上げ下ろしも行なわれていました。木造という建築構造上、火事に何度か遭いましたが、その度に修復・復元。ハンザ同盟時代の名残は今でも建物のあちらこちらに残っており、内部を歩いていると、過去へタイムスリップしたかのような印象を受けるのではないでしょうか。
ブリッゲンを歩いていると、今でもシーフードの中心地であることを思わせる、「魚」という意味の「フィスク/Fisk」というアルファベット文字が刻まれた看板、魚の形を彫った看板などが見かけられます。全てが木造でできているため、歩いていると、足元で木造の床がギシギシと音を立てます! ちなみに、ノルウェーのスーパーや飲食店では、ハンザ時代の名残を連想させる「ハンザ/Hansa」というブランドのベルゲン産ビールが販売中。ベルゲンでブリッゲン観光をした後は、ハンザ・ビールを片手に、その日の旅行を振り返りながら夜を過ごしてみはいかがでしょうか。