奨学金の月々の返済額の目安
奨学金の月々の返済額は、借りた総額により決まります。まずは、短期大学で2年間借りた場合の返済例を見ていきましょう。
無利子の第一種奨学金であれば、毎月6000円~9000円程度の返済、有利子の第二種奨学金の利率は1.0%で計算していますが最大でも1万6000円程度の返済となっています。
この程度の金額であれば、大した負担にはならないと思いますが、4年間借りると当然返済額は大きくなります。
無利子の第一種の返済額は1万2000円~1万4000円程の範囲に収まっていますが、第二種奨学金の10万円以上を選択すると、その月々の返済額が2万円を超えてくることが判ります。
また、月々の返済額だけでなく、その返済期間も併せてイメージすることが大切です。
第二種奨学金の8万円以上を4年間借りた場合、20年という長い期間、奨学金の返済が続くことになります。
大学卒業後の20年という間には、転職や結婚、出産など、若いころよりも大きく生活環境が変わっているはずです。
続いて薬学部などに進学して、6年間借りた場合の返済額を見ていきましょう。