ガイド:何か、座右の銘はございますか?
自責で考える習慣がある人は確実に伸びます
是永氏:「人を相手にせず、天を相手にせよ。天を相手にして、己を尽くして、人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ぬべし」西郷隆盛さんが言った言葉ですが、天とはビジョンと置き換えられ、ビジョンに向かって尽力する、そして、それが周囲に受け入れられない、理解されないなら、自分の誠意の問題だと振り返ろう。そのようなことだと思います。経営者はビジョンに向き合い続けるのが仕事で、それが社員や周りに伝わらないのであれば自分の誠意が足りないからだと。何事も自責だと思います。
ガイド:今後のビジョンをお聞かせ下さい。
是永氏:2020年、東京オリンピックが開催される年に、現在の50名の組織を1000名体制にできればと考えています。1000名のプロフェショナルな営業集団を創ることで社会的なインパクトも与えられて、業界も確立されていくと思いますし、そこを狙っています。
我々のビジネスは人や組織そのものが商品とも言えるわけですから、「どんな事業をやろうか?」と考えるよりもまず、「どんな組織にしたいか? どんな人材を養成したいか?」を常に考えて経営をしています。
ガイドの眼:
是永社長と会った際の第一印象として、清潔感があるナイスガイですね。営業分野における卓越したエキスパートであり、志の高いリーダーです。次のステージに会社を成長されるために諸々の施策に取り組まれています。今後、どのように成長・発展されていくかが本当に楽しみな方です。