製品の概要
WZR-1750DHP2
ペアレンタルコントロール機能を利用すると、時間帯によるアクセス制限やWebフィルタリング機能が利用できる。もちろん、標準なので別途課金オプションは必要ない。お子さんのいる家庭ならWebフィルタは必須だろう。
WZR-1750DHP2の実売価格は、WZR-1750DHPより1000円程度高いだけなので購入するのであればWZR-1750DHP2がお得だ(2014年3月現在)。
ここでは、WZR-1750DHP2を実際に利用してみてその実力をレポートする。
同じ部屋の中の速度は
親機と子機を近くに置いて測定
【測定環境】
・サーバ側環境:Windows7、i7-377K 3.9GHz
・クライアント側環境:Windows7、Celeron B815 1.60GHz
・iperfコマンドオプション:
サーバ側:iperf -s -w 1024k
クライアント側:iperf -c (サーバー側IP) -f k -i 1 -w 1024k
上記の環境での測定結果は、735 Mbits/secとなった。
先回のWZR-1750DHPのときは、736Mbits/secだったので、ほとんど変わりない。両機とも800MHzのデュアルコアCPUに同じ無線LANチップを利用しているので変わらないのも当然だろう。
WZR-1750DHP2の公称値は1300Mbpsだが、通常様々な負荷で実際の速度が公称値近くになることはない。それにしても必要十分に有り余る速度だ。
なお、先回は、クライアント側環境がWindows7、i7-860 2.80GHzという高速なマシンを利用している。今回はそれより処理速度はかなり遅いノートパソコンだが、子機側の環境をこのように落としても結果はほとんど変わらないことが分かった。
次は、悪条件で計測してみることにした。