一気に問題が片付く窓口訪問
年金定期便やインターネットでの確認に比べ、年金事務所の窓口へ訪問して確認する手段は面倒ではありますが、疑問や不明点があれば、その場で窓口担当者に確認できますし、記録の訂正もその場で完了できるというメリットがあります。記録の確認や相談は、全国どこの年金事務所窓口でも受け付けていますので、利便性や混雑状況等を確認して訪問されると良いでしょう。
ただ、これらの手段で確認した加入記録では、公務員や私立学校の期間は反映されていません。
共済年金の記録は別途確認が必要
公務員や私立学校の年金制度である共済年金の加入期間の記録については、社会保険庁(現 日本年金機構)とは別に管理されています。公務員の期間については、「公務員共済年金のお知らせ」という通知が別途送られていますし、平成22年度からはインターネットでも照会可能になるようです。
私立学校の期間については「お知らせ」はありませんが、私学共済に請求すれば加入記録が取得できるようです。
民主党政権では、これらの制度を一元化することになっていますが、現状は年金記録の確認は別々にしなければならないことに注意が必要ですね。
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