年金/年金記録の確認方法・ねんきんネット

「ねんきんネット」で埋もれた年金記録を検索!

最近、日本年金機構では、年金記録問題の解決を意識してか、記録の再確認キャンペーンを行っているようです。その一つがねんきんネット。ネットでの年金記録確認機能は旧社会保険庁時代からありましたが、その後、名前と生年月日から埋もれた年金記録を検索する機能が追加されました。今回は、その機能を使用して年金記録を検索するやり方を紹介したいと思います。

綱川 揚佐

執筆者:綱川 揚佐

年金ガイド

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ねんきんネットとは

ねんきんネットは、日本年金機構が運営している年金情報サービスです。年金記録の確認や年金額のシミュレーションなどもできるので、非常に便利です。ここでは、いくつかあるサービスの中でも、持ち主不明記録を検索できる機能を試してみたいと思います。

ねんきんネットでの記録検索は、名前と生年月日で行います。ご自分の記録を検索できるのはもちろんですが、ご家族や亡くなった方の記録も検索できるのが特徴です。
 

まずはねんきんネットにログイン

まずはねんきんネットにログインします。URLは下記の通りです。「ねんきんネット」で検索しても出てくるので、試してみてください。
https://www.nenkin.go.jp/n_net/
ねんきんネット

ねんきんネット



IDとパスワードをすでにお持ちの方は、早速ログインしてみましょう。お持ちでない方は、届いたねんきん定期便に「アクセスキー」が記載されているので、それを入力するとIDとパスワードが発行されます。ただし、このアクセスキーは3カ月の有効期限があるので、期限が切れてしまった場合は年金事務所で再発行してもらうか、少し時間はかかりますが、郵送でIDとパスワードを発行してもらうこともできます。
ログイン画面

ログイン画面

 

ログインしたら早速、持ち主不明記録の検索

ねんきんネットにログインできたら、上部にある「その他の便利機能を利用する」をクリックしましょう。その中にある「持ち主不明記録検索」をクリックすれば、持ち主不明の記録を検索することができます。ここでは私のIDとパスワードでログインしてみました。
ねんきんネットのトップページ

ねんきんネットのトップページ



そうすると、検索画面に移行します。持ち主不明記録についての説明や使い方の説明が書いてあるので、ずっと下へスクロールしましょう。下のほうに、「確認しました」とのチェックボックスがあるので、そこにチェックをし、「検索を開始する」ボタンをクリックします。
 
検索開始

検索開始


画面が変わったら、探す対象となる記録を選択し、「条件・履歴確認へ進む」をクリック。
検索対象を選択

検索対象を選択



すると、検索条件を入力する画面が出てきます。名前と生年月日、性別を入力し、「検索」ボタンをクリックしましょう。ここでは、サンプルとして私の名前と生年月日を入力してみました。
氏名、生年月日、性別を入力

氏名、生年月日、性別を入力

 

検索結果が表示される

名前、生年月日、性別で検索した結果が表示されましたでしょうか。私の名前と生年月日で検索してみた結果は、残念ながら?ゼロ件でした。すべての記録が基礎年金番号に登録されているということですね。
検索結果

検索結果



ここでは、結果がゼロ件だったのでこれ以上先はありませんが、もしここで記録が出てきた場合は、当時の住所や勤務先が入力でき、本人の記録かどうかの特定を進めることができます。冒頭に触れましたとおり、ご家族や、亡くなった方の記録でも検索できますので、一度試してみてはいかがでしょうか。意外な記録が見つかるかもしれませんよ。そして、もし記録が見つかったら、早めに年金事務所に相談を!

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