
年金 ガイド 和田 雅彦
わだ まさひこ
年金の専門家である社会保険労務士資格を取得し独立開業。個別相談他、年金問題についての執筆、講演も多数。
ガイド記事一覧
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国民年金・厚生年金の満額っていくら? 支給要件は?【動画でわかりやすく解説】
もらえる年金に上限はあるのでしょうか? 令和4年度の老齢基礎年金の満額は77万7800円で、毎年物価や賃金の変動によって見直しされます。ちなみに国民年金制度がスタートした昭和36年は2万4000円でした。一方、老齢厚生年金には満額という概念はありません。厚生年金は、加入期間が長ければ長いほど、平均給料が高ければ高いほど年金額が多くなる仕組みです。
掲載日:2022年06月14日年金 -
加給年金とは?年金版の家族手当!もらえる条件と年金額【動画でわかりやすく解説】
「加給年金」とは、65歳になり老齢厚生年金を受け取る人に一定の「配偶者と子ども」がいることで老齢厚生年金に加算される年金制度です。厚生年金の被保険者期間が20年以上あることが必要で、生計を維持している65歳未満の配偶者、または18歳に達した後最初の3月31日までの子どもがいる等で支給されます。年金版の「家族手当」のようなものといえるでしょう。
掲載日:2022年06月01日年金 -
会社員と自営業、同じ保険料なのに年金に月9万円の差ができる?どうして?
現在、国民年金の保険料は月額1万6610円(令和3年度)です。しかし、この保険料とほぼ同じ額を支払っている会社員の厚生年金加入者と、国民年金保険料だけ支払っている自営業の人の将来受け取る年金額を比べると、何と月9万円も差が付くことがあるのです。この格差はどういう仕組みで生まれているのでしょうか? 年金格差の裏には、勤務先の協力があるのです。
掲載日:2022年02月07日年金 -
厚生年金の受給額は「加入期間」および「加入期間中の平均給与」で決まります。ただ、厚生年金の年金額は「加入期間のみ」で決まる国民年金に比べて計算式が複雑。簡単な厚生年金受給額の早見表・試算表を作ってみました。動画でもわかりやすく解説しています!
掲載日:2022年01月20日年金 -
国民年金の受給額!計算式と簡単早見表で支給額チェック【動画で解説】
国民年金の受給額は「加入期間(保険料納付期間)」によって決まります。国民年金の計算式と「老齢基礎年金」の受給額がいくらぐらいになるか、受給額の早見表を作ってみました。免除期間を含む複雑なパターンの受給額の試算も併せて解説します。
掲載日:2021年11月08日年金 -
毎月なんとなく給料から天引きされている厚生年金の保険料。その計算方法には年金ならではの少し特殊な事情があります。同じ年収でも月給制と年俸制で保険料に差が出たり、給料がたった1円違うだけでも大きな差が出たりするのです。その理由は?
掲載日:2021年07月02日年金 -
「年金を何歳から受け取ったら得ですか?」という質問をよく受けます。繰り上げ受給は、年金が一生涯減額される問題があります。一方、繰り下げ受給は、一生涯増額されます。また、年金制度改正法(令和2年法律第40号)が成立し、2022年4月からは75歳まで繰り下げが可能となります。結局のところ、何歳から受け取るのが得でしょうか?
掲載日:2021年05月10日年金 -
厚生年金保険料が高い! 厚生年金は給料の低い人が得する制度? その理由は?
厚生年金保険料が高いと感じる方は多いようですが、給料が倍になれば厚生年金保険料も倍になります。当然、受け取る額も倍になる……と思いがちですが、そうでもないようです。原因は、厚生年金保険料の中に含まれる国民年金の保険料。厚生年金などの社会保険料と国民年金保険料の仕組みを比較してみました。
掲載日:2021年05月10日年金 -
60歳代前半の老齢厚生年金ですが、この年金について勘違いをしている方が少なくありません。同じ老齢厚生年金でも、65歳から支給される年金とは別物なのです。60歳から64歳まで受け取れる年金は「特別支給の老齢厚生年金」といい、期間限定のため受け取れる人と受け取れない人がおり、いずれなくなる制度です。
掲載日:2021年05月07日年金 -
少しでも多く年金を受け取りたい! これは誰しも思うことなのです。少しでも多く受け取るためにはどうすればよいのでしょうか? 当たり前のことではありますが、「年金を増やす鉄則」を考えてみたいと思います。
掲載日:2021年04月09日年金