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花粉症シーズンを乗り切るための方法(2ページ目)

花粉症対策は、早め早めが症状軽減のカギとなります。そこで、早くから心がけておきたい「内側ケア」についてご紹介します。

鈴木 絢子

執筆者:鈴木 絢子

美容サプリメント・美肌作りガイド

野菜は内側ケアの味方!

野菜には、花粉症症状を抑えてくれる成分が豊富に含まれています。
特に、下記のような野菜を積極的に摂りましょう。

・レンコン
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ムチンは納豆や山芋にも含まれます。

レンコンにはポリフェノールである“タンニン”と“ムチン”が含まれています。

花粉症の際は粘膜の炎症などが起こりますが、ムチンは粘膜を保護する働きがあり、さらにレンコンには粘膜を丈夫にするビタミンCや、粘膜の炎症を抑えるタンニンが含まれています。


・モロヘイヤ
ビタミンA、ビタミンCが豊富なモロヘイヤ。症状を和らげると同時に、予防効果も期待できます。さらにモロヘイヤはレンコンと同様、ムチンも含んでいるので、花粉症シーズンにはピッタリの野菜と言えます。


・赤ピーマン
赤ピーマンも、ビタミンA、ビタミンCが豊富です。粘膜を強化するだけでなく、免疫力も高める効果があります。

他にも、キャベツ・ホウレンソウ・小松菜・ショウガ・かぼちゃなどにも、花粉症症状軽減に役立つ、ビタミンAやビタミンCが豊富に含まれています。


ドリンクで手軽に花粉症予防!

しかし、「毎日摂るのは面倒」「続けられない」という方にオススメなのが、摂取しやすいドリンクの形状です。特に、下記の2つは花粉シーズンの前から飲み始めておくと良いでしょう。

・赤シソジュース
この時期、薬局やスーパーなどでも多く見かけるのがシソジュース。シソには殺菌力があることで有名ですが、古くから生薬として使われています。特に、赤シソのジュースが多いのは、赤シソにはアスタキサンチンなどポリフェノール類が豊富で、青シソに比べて効果が期待できます。

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赤シソが手に入らないときは、青シソでも。

また、シソには葉・実とも、アレルギーに有効な成分が含まれています。特に、葉の部分に含まれる「β‐カロテン」「ロズマリン酸」「フラボノイド」、種子に含まれる「α-リノレン酸」が花粉症予防効果を発揮してくれます。

 
・甜茶

古くから中国で親しまれている甜茶ですが、リラックス効果があることで、中国では日常的に摂取されています。日本でよく目にするのは、主に花粉症シーズン。
甜茶の成分にも種類があり、花粉症に有効なのは、バラ科の甜茶に含まれる“甜茶ポリフェノール”と言われています。

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1日3回以上飲みましょう!

ヒスタミンの過剰分泌の原因であるシクロオキザーゼの活性を防ぐこ働きがあり、根本から花粉症症状を和らげてくれます。

花粉が飛散するおよそ1ヶ月前から、お湯で煮だす形で飲み続けると効果が出やすいようです。

 


早めの対策が功を奏す!

このような内側からのケアは、食べ物の場合、花粉症シーズンの最低1ヶ月前から摂取しておくのがオススメです。また、治ったと思って止めてしまうと、また再発する恐れがありますので、常に意識して摂るようにしておきましょう。

内側からのケアは、早め早めが症状軽減のカギ。今日から是非、始めてみてくださいね。


※飲食物および健康食品による民間療法は、個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して、体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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