社内プレゼン用企画書の基本構成
企画書のテンプレートを活用しよう
- タイトル:相手の興味・関心を引くキーワードや、メリットを端的に表現します。
- 現状分析:現状・市場を分析し、課題を明確化します。
- 目的:企画したプロジェクトや商品のニーズ・効果に迫ります。
- 企画の概要:企画に応じて、コンセプト・マーケティング戦略・ターゲット・アクションプラン・収支計画・目標・スケジュールなどで構成します。
これに、目次や参考資料のページを適宜付け加えます。また、例えば出版企画書であればプロフィールが重視されるなど、企画の種類に応じてプレゼン相手が重視する項目を盛り込みましょう。企画書を作成するソフトは、Microsoft PowerPoint と Microsoft Word が2大メジャー。
プロジェクターを用いてプレゼンを行う場合は、レイアウトにメリハリを付けやすいPowerPointを用います。カラーの効果も考えながらデータを図表化し、「1スライド1メッセージ」を原則に効果的な表現を心がけましょう。
資料を予め印刷・配布し、短い時間内で多くの企画を発表するような場には、Wordが最適。やはり各項目1メッセージに絞り、1~2点の図表と共にまとめることで、A4サイズ1枚にコンパクトかつ明快に情報をまとめることができます。
企画テンプレート集(無料)!作成時間を大幅短縮しよう
忙しいビジネスパーソンをサポートする無料テンプレートを集めてみました。企画書のフォーマットのほか、パワーポイントのスライドデザインやイラストなど、素材のダウンロードができるサイトが多いのも嬉しいですね。■企画塾/無料テンプレート集
http://www.kjnet.co.jp/kikakusho/template.php
企画書の体系を創始し、企画の達人とも仕掛人とも呼ばれる高橋憲行さんが主宰する企画塾のサイト。「企画書は1枚で!」と提唱されている通り、無料企画書ダウンロードページには、本格的なワンシート企画書のテンプレートが揃っています。企画の基礎から学びたい人には、「企画書の書き方Navi(http://www.kjnet.co.jp/kikakusho/)」が便利。
■bizocean/書式の王様/企画書
http://www.bizocean.jp/doc/category/22/
ミロク情報サービスが運営する、日本最大級のビジネステンプレートサイト。「企画書」カテゴリは、テンプレートから各種マーケティング分析シート、サイトマップまでが網羅されています。ファイル別の検索も可能。「コラム」にも企画書作成のヒントが掲載されており、例文の入っている企画書は、そのまま書き方の事例としても参考になります。
■Microsoft Office/無料のテンプレート
http://office.microsoft.com/ja-jp/templates/
Officeシリーズ製品の情報サイト。会員登録は不要です。プレゼンテーション用のスライドデザインが多数用意されているほか、テンプレートの検索バーから「企画書」と入力して検索すると、さまざまな企画書のフォーマットが表示されます。製品別、カテゴリ別の検索も可能。「グラフと図表」の素材も豊富です。
なお、マイクロソフトスマートビジネスセンター(MSBC)の「Microsoft Office テンプレート集」(http://www.microsoft.com/japan/msbc/sbc/default.aspx)でも企画書のテンプレートが提供されています。
■ecoなびオーナー'S/ビジネス書式テンプレート
http://econavi.owners.ne.jp/template/
テンプレートを活用することは、時間短縮だけでなく、オフィスの使用電力量やミスプリントの削減などを通じて、省エネ効果もあるという考え方に基づいて運営されている、ecoスタイル推進サイト。「共通企画書から探す」というジャンルでは、「表紙・目次」「スケジュール・予算」「添付資料(調査データ・グラフ)」といった項目別にテンプレートがまとめられています。
どんなに優れたアイデアや意見も、形にしなければ誰にも伝わりません。オンライン上から無料でダウンロードできるテンプレートや素材を活用して、より効果的・効率的に企画書を作成しましょう。
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