小顔/顔ヨガ

目尻が下がる……目のたるみにワイパー動きの顔ヨガで目力アップ!

眼球を支える筋肉がしっかり使われないと、まぶたはどんどん垂れ下がり、年齢とともに目尻が下がる、目全体が小さくなることがあります。日常生活では動かさない方向に眼球をぐーっと使って目を支える筋肉を鍛え、イキイキとした瞳を目指しましょう!

間々田 佳子

執筆者:間々田 佳子

顔ヨガ・表情筋研究家ガイド

目尻が下がる・目が小さくなる……顔ヨガで目力アップ!

目尻が下がる……目のたるみには顔ヨガで目力アップ!

目尻が下がる……目のたるみには顔ヨガで目力アップ!

昔に比べてまぶたが重くなった気がする。目が小さくなった。目尻が下がってタレ目になった。思い当たることがありますか?

まぶたや目尻が重くなって垂れ、目が小さく見えてしまうのは、眼球を支える筋肉が弱ってきている証拠です。日常生活では行わない目の動きをゆっくり行うことで、目を支える筋肉をストレッチし、まぶたの垂れやむくみも解消しましょう。周りを惹きつけるキラキラした魅力的な目力を手に入れる顔ヨガをご紹介します。
   

まぶたがたるむのはなぜ?

まぶたのたるみの原因は、加齢、ストレス、疲労、乾燥、睡眠不足など様々な原因があります。特に目の周りの皮膚は卵の皮ほどにとても薄いので、乾燥しやすく、重力に逆らえず垂れやすいのです。

目の周りには、眼球を支える眼輪筋(がんりんきん)や上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん)などがあり、それらの筋肉でまぶたを動かしています。眼輪筋は眼球の周りを輪っか状に覆っている筋肉で、主に目を閉じる時に使われます。上眼瞼挙筋はまぶたを持ち上げる筋肉です。

特に、眼球を支える眼輪筋は意識しないと使わなくてもまぶたを閉じることも可能なため、なまけてしまう性質があります。眼輪筋が衰えると、まぶたが垂れて目が小さくなるだけではなく、眼精疲労も進むため、ますます目に力がなくなります。
 

まぶたの垂れ・目を小さくしてしまう生活習慣

いつも目線が下がっていませんか?

いつも目線が下がっていませんか?

写真の風景、身に覚えがありませんか?

日常生活でスマートフォンを見る時間が多くなると、目線が下がりっぱなしで、姿勢も猫背になりがちです。まぶたや目の周りの筋肉もずっと小さな画面だけを見ることで固まってしまうため、身体と同様にストレッチをする必要があります。

最近の生活習慣では、遠くを見ることも少なく、スマートフォン、パソコン、テレビなど限られた画面を見ている時間が多いもの。また、家事をしている時なども意外に眼球は使われていません。自然の中で働いていた昔と違い、広範囲を見ることがないため視線の移動も限られてしまいます。視線だけでなく、目の焦点も一定しか動かさないことから、血流が悪くなり疲れがたまり、たるみの原因を作るのです。
 

日常生活にはない動きで目イキイキ!

今回のポーズ「目ワイパー」は、日常生活にはない動きで眼球をストレッチすることで凝り固まった眼輪筋をストレッチします。目線を下げずに上半分でワイパーのように視野いっぱいにゆっくり眼球を動かすことで、眼球を支える眼輪筋を刺激するのがポイント。血行を促進し、たるんだまぶたに喝を入れましょう! 仕事の合間に行うと、目の疲労回復にもなり、頭もスッキリしますよ。

※眼球を大きく動かすポーズなので、イスなどに座って安定した状態で行ってください。



1.顔はまっすぐ正面。眉を上げないように気をつけて目をしっかり開きます。
目の大きさを左右同じに調節しましょう

目の大きさを左右同じに調節しましょう

2.そのままゆっくり目線を右に。まぶたはぱっちり開けたまま、視線を下げないように。
顔は正面のまま目線を移動

顔は正面のまま目線を移動

3.できるだけ遠くを見ながらゆっくり目線を上に。目だけで天井を見ましょう。
額にしわが寄らないように

額にしわが寄らないように

4.目線が遠くを通るように左に移動します。まぶたが下がらないように目はぱっちり開けて。
目線を左に移動

目線を左に移動

ワイパーのように目を右、上、左、上、右と移動しながら3往復。最後に目を閉じてふ~っと一呼吸。目の奥がじんわりするのを感じます。

●ポイント●
顔が一緒に動かないように、目線だけを動かします。目線が下がらないように、しっかり目を開き視野いっぱいに眼球を動かします。
 

 あなたの目力大丈夫?

「目は心の窓」といわれるように、第一印象で一番大切なパーツです。あなたは人を惹きつけるキラキラ目力に自信が持てますか? つけまつげ、デカ目などメイクで「盛る」ことが流行っていますが、イキイキと輝く瞳にはかないません。

「目ワイパー」のポーズを続けると、普段意識しない眼球を支える筋肉が意識できるようになります。まぶただけでなく、目の奥に力を入れて目を大きく見開いたり、眼球を動かすようにしてみてください。筋肉を意識しながらぱっと開く目にはオーラがあります。ここぞという時にぐっと目を見開いて自分の思いをしっかり伝えられる、凜とした女性になりましょう。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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