<目次>
今回はこんな質問が届きました
「目の下のたるみのせいで、疲れ顔に見えます」
目の下のたるみをメイクやマッサージでケアするには
Q目の下のたるみが気になり、より疲れ顔に見えます。朝はメイクでカバーできるのですが、夕方になるとたるみが朝よりも目立っているような気が……。夕方のお手洗いや帰りの電車の窓に映る疲れ顔を和らげたいです。(40代・公務員)
A. 夕方に顔のたるみが気になるのは当たり前!
夕方にたるみが目立つななんて、当たり前ですう~。朝起きたときのフレッシュな顔が夜までもつなんて考え、甘いですわ(笑)。でも、よーく分かります。40、50代になるとこういう悩みが出てきますよね。私も同じですから。朝は少しむくんでいるくらいだったのに、夕方になると上から下に重力がかかるので顔が下がっちゃう。若いうちは気にならなくても大人になると顕著に現れる……。でも、そういうものなんです。仕方ない! まずはそれを受け入れちゃいましょう。大人は誰しも電車の窓に映る顔がどよ~んとしております(笑)。なのでそれを受け入れてどうケアするか、見せるかは自分次第!ですよね。
目元のたるみにはリフレッシュで対抗
もちろんたるみに打つ手はあります。目元まわりをリフレッシュさせればいいんです。つまり、くすみを取って瞳キラキラさせる! 眼球もその周りの筋肉も、目元まわりはPCやスマホで酷使されているでしょ? 当然、血行やリンパの流れも滞っている。これを温めて血液やリンパの流れをスムーズにするとかなりスッキリします!もちろんたるみも目立たなくなりますよ。好きなのは「花王 めぐリズム」の2倍長持ち、20分使える蒸気の使い捨てアイマスクです。ただリラックスして疲労抜きするのもいいのですが、私はマスクをしながらさらにひと手間をかけております。
ツボ押しとマッサージで! 目元のたるみケア
まずツボ押し。やり方は机の上に肘をつき、親指の腹を上に向けた状態で目のくぼみに合わせます。指で押すのではなく頭の重みを使ってツボを押す。これなら強過ぎず、弱過ぎず指が痛くならないほどよい感じで刺激が入るんです。眼球を傷つけないよう爪には注意してくださいね。ツボ押しは目頭側からスタート。鼻の横のくぼんでいる(触って気持いいところ)眉頭から眉尻へ。最後、眉尻からコメカミへは人さし指、中指、薬指の3本で。ここからもみあげ、耳の後ろ、肩へと、少しずつ移動し流すイメージです。ツボ押ししてるときは数秒かけて、ゆっくり大きく深呼吸をしましょう。数回やるだけで目元も気分もスッキリします。また、耳をつまんだりたたんだりして、刺激するのも効果的。
さらにその効果を長持ちさせるため、「流れの通り道」を作ります。左の鎖骨のくぼみを押してから、耳の後ろから首にかけて手の平で流し、鎖骨の下を軽く撫でるようにさすりながら流す。これやると「あら、けっこう回復した!」ってぐらい目元のたるみが復活します。オフィスなどケアできるスペースがある方はお昼休みや休憩時間など利用しておこなってみてください。夕方、どよ~となる前にケアしておくっていうのも大事です。
朝はスチームON顔をして、たるみ&疲れ顔対策
また、私の考案したスチームON顔(おんがん)を朝やっておくのもいいですよ! お家でできるスチーム洗顔法なのですが、肌をスッキリさせるだけではなく血行やリンパの流れがよくなって簡単に湯上り肌になれちゃうの。その上、目元もフェイスラインもスッキリ! 肌の色ツヤもよくなるのでたるみにもよし。私はかれこれ5年以上ほぼ毎朝やってます。継続すると肌のコンディションが上がり、たるみづらくなる! 私自身が実感してますから。目元のたるみが目立つときの化粧直しは、メイクオフと保湿ケアをして
夕方のメイク直しは、肌を立て直してから。まず、目の下のファンデーションを綿棒などで軽く拭きとります。次に、アイクリームを少量塗って潤いを与え、その上からクマにコンシーラーを薄く伸ばしてカバー。コンシーラーは持っておくと、小鼻の赤みやシミなどのメイク直しにも便利です。特に目元専用コンシーラーは、テクスチャーも柔らかく、ごく少量で明るさがアップ。どよ~とした目元は諦めてほったらかしにしてると、たるみは進んでいきます。ツボ押しやマッサージ、スチームON顔などまずはちょっとでもできることから! 肌の明るさと瞳のキラメキがあるだけで、雰囲気は全然違いますよ。
山本浩未さんおすすめアイテム
24時間崩れ知らずのコンシーラー。塗布するだけでクマや影を吹き飛ばす柔らかなテクスチャーで少量で広範囲に伸び、濃密に肌にフィット。自然なのに圧倒的なカバー力でクマをカバー、目元を明るく見せてくれる。ハート型のアプリケ―ターで目まわりや小鼻など塗りやすく計算された設計。6色あり自分にピッタリの色を選べる。タン・クチュール・エバーウェア・コンシーラー/ジバンシイ
山本浩未さん プロフィール
さまざまなメディアで大人気のヘア&メイクアップアーティスト。取り入れやすいメイクテクが、幅広い年代の女性に支持される秘密。
【関連記事】