フィンランド/フィンランド基本情報

冬のフィンランド旅行に向けたアドバイス(3ページ目)

極北に位置するフィンランドを旅行するにあたって、日本に暮らす感覚では想像もつかないことがたくさんあるのでは。とくに、気温がグッと下がり太陽もわずかしか昇らない極端な冬の間は、服装はもちろん、暗い時間をどのように過ごしたらいいのかなど、素朴な疑問が湧いてくるのではないでしょうか。今回は、主に日照時間が短いという観点から冬のフィンランド旅行での観光の留意点やアドバイスをまとめてみました。

こばやし あやな

執筆者:こばやし あやな

フィンランドガイド

疲労や睡眠障害を感じたらビタミンDを補給してみて!

ビタミンDを

現地の人たちは、冬場はビタミンDをサプリで補って乗り切る

我々生き物は、太陽を十分に浴びないとビタミンDの欠乏症に陥ってしまいます。このビタミンDが不足すると、カルシウム不足を誘発したり、疲れやすくなったり、良い睡眠がとれなくなったりして、精神的にも落ち込みがちになると言われています。なので、冬の間ほとんどまともな日光を浴びることのできない北欧の人たちは、冬季はサプリメントなどで自発的にビタミンDを補うのが習慣化しています。

短期滞在のうちは、多少太陽を浴びなくとも大きな体調変化が出るとは考えにくいですが、冬季にやや長期の滞在を予定している人は、サプリ摂取で対策を講じておくのがよいかもしれません。現地では、薬局でビタミンDサプリを買うことができます。

 

暗い夜道で安全を守ってくれるリフレクターは必須アイテム!

リフレクター

かばんに、衣服に、自転車にと、徹底的に身につけて運転手に存在を知らせるリフレクター

一日の大半が暗い冬のフィンランドで、歩行者の安全を守ってくれるマストアイテムが、リフレクター(反射板)。キーホルダーからステッカーまでさまざまなタイプがあり、大人も子どもも習慣的に身につけています。これを衣服やかばんなどにぶらさげておくだけで、遠くからくる車のライトでもピカっと反射し、暗い夜道でドライバーに歩行者の存在を知らせてくれるので安心。

リフレクターはお土産やプレゼントとしてもとても喜ばれますし、冬になるとさまざまなショップで趣向を凝らしたデザインのものが出まわるので、ぜひ現地でチェックして、滞在中には自分の身を守ってもらいましょう!
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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