冬のフィンランドには、厳しい気候だからこそ出会える楽しみや美しさがある!
大地も大気も凍てつくような真冬の雪景色は、どこもかしこもシャッターチャンス
外がどんなに寒くても、ホテルやコテージのなかはいつでもぬくぬく
さらにフィンランドでは、どれだけ外気が低くても、建物の中にさえ入れば24時間体制で20度前後の過ごしやすい室温が保たれています。だから少なくとも室内では、底冷えする日本家屋よりもずっと快適に過ごせるはず。さらにホテルやコテージに設置されたサウナを利用すれば、ぽかぽかと身体が火照ってきて、その後しばらく薄着で極寒の外に出てもちょうど心地よく感じるほどなのですよ。
冬のフィンランドを楽しむコツは、「寒さ」と「暗さ」対策を万全にすること
真昼時間を過ぎたらすぐに暗闇が訪れるのでドライブ中は特に注意
もちろん、日本でも日の出前、日の入り後しばらくは空が薄明るいように、日が沈んだ/昇らないからといってあとはずっと真っ暗なわけではありません。それでも、屋外観光やアクティビティの時間は日照時間に大きく左右されてしまうはずので、まずは出発前に、自分が滞在するエリアの予想気温および天候だけでなく、日の出・日の入り時間を必ずチェックして、旅行計画に反映させましょう。
こまめにチェックしたい、フィンランドの気象情報サイト
フィンランド国内で活用されている2大気象情報サイトが、以下の2つ。どちらもサイトでも、都市を指定すれば天気予報だけでなくその日の日の出・日の入り時間も確認することができます。■Foreca Finland(フォレカ・フィンランド/日本語対応)
■Ilmatieteen laitos(フィンランド気象研究所/英語対応)
また、フィンランド気候状況に関する詳細データや年ごとの変化を追ったデータを概観したい方は、フィンランド気象研究所がウェブサイトに掲載している気象観測情報ページ(英語)に目を通してみてください。
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