1.「想像力の欠如」を埋める
まずは、炎上を招く大きな原因となる“想像力の欠如”を埋めるためのアクションです。ミーティング内でイメージトレーニングを
例えば、客として来店した有名人の言動をSNSに投稿し、その個人情報漏えいが元で客側に実害が発生すれば、企業だけでなく、個人が損害賠償を請求されることもあります。
また、ひとたび炎上騒ぎになれば、投稿者の実名から住所・学校名、さらにはプライベートな写真など、個人情報が次々とネット上に「晒されて」いきます。
しかも一度ネット上に公開された内容は、デジタルデータの特性として、簡単にコピペされ、完全に消すことはほぼ不可能。
炎上後、数年経過していても、就職・転職活動の際に自分の名前で検索されたときに、いつまでも「騒ぎを起こした人」として、個人情報が表示されるのです。
軽い気持ちのウケ狙いが、あまりに重く長い不利益を招きかねない。この事実が一度でもイメージできれば、勢いだけで行動しないためのブレーキになります。
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