最近、お客さまの個人情報や、従業員自身の不適切な行為を撮影して、FacebookやTwitterなどのSNSに公開する問題行動が多発しています。

飲食店のアルバイト店員が不衛生な写真をSNS上に公開し、結果的にその店舗が営業停止に追い込まれた例など、実際に企業側が多大な損失を被ったケースも少なくありません。

こうしたアルバイト従業員によるSNS炎上騒ぎによって企業がダメージを被る現象は、「バイト・テロ」とも呼ばれています。

では、どうすれば「バイト・テロ」から会社を守れるのでしょうか。


「バイト・テロ」を起こす側の倫理観や背景を探ってみると・・・

モバイル端末の使いやすさにはリスクも潜む

モバイル端末の使いやすさにはリスクも潜む

株式会社リビジェンが10~20代の若者を対象に行ったアンケート調査によると、SNSに投稿する際、知人以外の人も見る可能性があることを「あまり意識していない」「全然意識していない」人の割合は、全体の約9%。

一見、少ない数字のようですが、誰かが不愉快な思いをするかもしれない可能性や、そもそも第三者が見ていること自体、明確に認識できていない層が、確かに存在しているということになります。

「友達だけが見ている」感覚でSNSを利用していると、内輪の冗談のつもりで撮った写真を「思いもよらぬ誰かが勝手に見た」という論理になり、当人たちは、「見たほうが悪い」という意識さえ持つことがあります。

「ウケたい」「面白そう」といった軽い気持ちで投稿・公開した内容が、意図せずあっという間に広まり、批判が集中することもあるというSNSのリスキーな一面が、一連の騒動で浮き彫りになったとも言えるかもしれません。

こうしたSNS利用に伴うリスクについて、すぐに全スタッフに対してリテラシー教育が実施できればいいのですが、現実的に制度の整備や日程・予算の確保には、ハードルが高い場合もあります。

そこで、以下に企業が今すぐ、最小限の時間と予算で実行できる対策を挙げてみました。