捨てられない物を整理! 片付けておきたい物5選
捨てられない物を整理!
1:壊れていない鍋・調理道具
住まいの収納で不満を訴える人が多いキッチン。出し入れがしにくくて、片付けにくいキッチンのほとんどは、モノがたくさんあることに原因があります。煮たり焼いたり蒸したり揚げたり、お弁当やお菓子や保存食づくりなど、必要な道具を揃えておきたいという意向を否定するつもりはありません。ご無沙汰している道具はありませんか?
□テフロン加工が劣化したフライパン
□コゲ跡が落ちなくて衛生的ではない鍋
□大きすぎるか小さすぎるかで使い勝手が合わない道具
□便利そうだと思ったけれど使わなくなった便利グッズ
□話題になったので買ってみたけれど飽きてしまった道具
□重たいとか掴みにくいといった不便さを感じる
イライラしながら作る料理は、美味しく仕上がらないとか。ご馳走を作る機会が増える年末年始は、不用な道具を捨ててスカっとしたキッチンで料理に励みましょう。
次は、つい買ってしまう食器の整理です。
2:まだ使える食器
家族それぞれが自分専用のご飯茶碗を持っていることに、違和感を持つ人は少ないと思います。そのせいでしょうか、お客様専用の食器は、普段使いのものと区別する傾向が強いようです。なぜなら、おもてなしのためにはきれいな装飾の付いた食器や、蓋つきのもの、塗りのものといった、少し上等な器を使いたいという気持ちがあるから。そして、こうした大切な食器は、特別な場所に保管され、来客のときだけ使われることになります。セットものの食器はセットで使えなくなったら無用の長物
□欠けている
□変色している
□いただきもので箱に入ったままになっている
□凝った装飾で手入れがしにくい
□使っているうちに欠けてしまってセットで使えなくなった
□色や形の好みが変わった
気に入った器をズラリと並べた食器棚は、眺めているだけでもウキウキします。上等な器を日常で使う、ぜいたくな時間を楽しみましょう。
次は、年末だからこそやっておきたい郵便物の整理です。
3:捨てどきが分からない年賀状・手紙
近ごろは、主にメールでやりとりするという人が多いのではないでしょうか。だからこそ、ていねいに手づくりしたハガキやカードは捨てにくいものです。学生の頃にもらった手紙には、当時の心情や思い出が詰まっているかもしれません。心のこもったもの、今でも読み返しているものなど、手元に残しておきたいと思ったら、キレイな箱にいれるとかフォルダーに入れて見やすくするとか、丁寧に扱ってあげたいものです。段ボールいっぱいに詰め込んでいても、残したい手紙はほんのわずか
年賀状を住所録代わりに保管するのであれば、過去3年分を目安にします。喪中欠礼や引っ越しなどの事情で途絶えることがあっても、3年前までさかのぼれば補えるはず。個人情報のこともあるので、シュレッダーやスタンプを使って消去してから捨てます。郵便物はふだんから処分するように心掛けて、年末には年賀状も手紙も整理しておきましょう。
次は、簡単なようで難しい空き箱と紙袋の整理です。
4:何かに使うかもしれない空き箱・紙袋
お菓子の化粧箱は、色やデザイン面で優れたものが多く、「何かに使えるかも」と思ってしまいます。アクセサリーが入っていた箱や専用ケースも、使いみちがないと分かっていても、お洒落で高級感があって捨てにくいものです。一方で、どんな価値があるのか?と思えるような、空き箱が保管されていることがあります。それでも、ちゃんと理由があるのです。おもちゃを人に譲るときのために箱がいる、季節家電をしまうときに箱を使う、パソコンを修理に出すときには箱が必要になるなど。その通りに活用されることは滅多にないようですが、残しておくなら折りたたんでコンパクトにしたほうがいいでしょう。「どうしようかな?」と思うようなら、捨てても大丈夫です。
物理的に「これだけ」と容量を決めてしまうと手っ取り早い
空き箱や紙袋のストックを点検して、「とりあえずとっておこう」という癖を改めるきっかけにしてみましょう。
最後は、捨てにくくて困っている洋服についてご紹介します。
5:捨てるには惜しい洋服
捨てられない横綱級のアイテムと言えば洋服です。その理由の筆頭が「痩せたら着るかも」ということ。これは男女を問わず共通しています。なかにはダイエットの努力をしていないのに、そう思っている人もいるというのは不思議な現象です。傷んでもいない服を捨てるのは惜しい気がするのは、よく分かります。でも、フリーマーケットに参加している友人に譲ったり、自分でリサイクル店へ持って行ったりするなど、無駄にしない方法もあります。捨てにくいアイテムは、スペースで分量を決めてしまうのが有効
□毛玉、擦れ、汚れのあるもの
□型が古い
□今の体型に合わない
□着心地が良くない
□着ていく場所と機会がない
□似合わない
いつまでも着られそうに思える喪服にも流行があります。黒い服だけに、古臭い形のものは、ひと目で分かります。着用回数が少ないからもったいないと思いますが、喪服も処分の対象です。1年を振り返りながら、自分のワードローブを見直して、来年に向けて決意を固めましょう。
ところで、あなたは捨てられないタイプ? 「片づけたいけれど捨てられない」なら、考え方を切り替えてみてはいかがでしょう。
実行したいけれど時間がとれないという人には、考え方を切り替えてみると、ぐっと捨てやすくなることも。まずは、捨てやすいモノからスタートすることをおすすめします。
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