イライラ冷え太り
[特徴]時間に追われ、常に交感神経が優位。完璧主義ゆえに目標が高く、周りに対しても自分に対してもストレスを蓄積。イライラで、全身に気が巡らないために血管が収縮し、末端の冷えに及ぶ。むくみが起こりやすく、お腹を中心にカラダが膨らんだり張ったように太る。
イライラしたら、柑橘系の香りで気分をこまめにリフレッシュ
・その日のうちにストレスを解消すること。とにかくリラックスすることが解消の鍵。
・嫌なことがあったら、少しの時間でも目を閉じ、胸を張り、深い呼吸をする習慣を。特に、吐くときに吸うときの倍の時間をかけてゆっくりと行う。
・日中ならば、柑橘系の香りやペパーミントで気分をリフレッシュ、夜ならば、ラベンダーやカモミール、菊花、ウッディで鎮静を伴う香りでゆったりとした時間を過ごし、軽くストレッチをして体を解きほぐす。
・感触のいい下着を身に着けるなどといった五感に心地よく働きかける方法で、心身のバランスを取り戻して。
[入浴法]
・38~40℃のお湯で15分ほどの入浴を。首まで5分ほどつかり、残り10分は半身浴でリラックス。
[おススメ食材]
香味野菜(シソ、韮、セロリ、葱など)、春菊、小松菜、柑橘類、蕎麦、フェンネル、グローブ、胡椒、生姜
ペパーミント、ジャスミン、菊花、紫蘇、マイカイ花(バラ科の蕾)
※「ストレス太りを解消!すぐにできる5つのこと」にて、その日のうちにストレスを解消できる方法をご紹介しています。是非、そちらもご参照ください。
水むくみ冷え太り
[特徴]余分な水分を溜め込みすぎて、体のむくみが原因で冷えているタイプ。筋量が少なく、全体的に太い。胸板もあつく腕も太い、所謂、固太りタイプ。体内が水分過多だと気圧の変化を受けやすくなり、雨の日や雨が降る前兆にも、体調が悪かったりするタイプ
[対策]
・水分代謝が悪く、水太りしやすいので、むやみに飲水量(飲料や果物も含む)をとらず、適度な水分補給と塩分を控えるようにする。
・女性は下半身がむくみがちな方が多いので、第二の心臓ともいわれるふくらはぎの運動でポンプ機能を活発にして、体内の巡りの改善を心がけましょう。また、ふくらはぎの運動を効果的にするためにも足裏からほぐすことが大事。
[入浴法]
・入浴中は必ずバスタブのなかでストレッチやマッサージを。また、プールなどで大股ウォーキングが効果的。水圧効果で巡りをアップしましょう。
[おススメ食材]
はとむぎ、小豆、緑豆、黒豆、貝類(浅蜊、しじみ、蛤)、海藻類(昆布、海苔)、クラゲ、ウリ類、パイナップル、梨、豆乳
トウモロコシのひげ、金針菜
皆さんはどのタイプだったでしょうか?
冷えとり&むくみとりダイエットに効果的な「ドライスキンブラッシング」
専用ブラシで乾いた肌をなでる乾布摩擦に似た、今、注目の美容健康法の「ドライスキンブラッシング」も「気・血・水」すべての巡りを改善し、冷えとり&むくみとりにたいへん効果的です。ムック本の「3分間で冷えとり&むくみとり ボディシェイプリンパブラシ」(角川マガジンズ)はブラシが付録についているので、すぐに実践可能です。是非、余分なものを取り除き、偏ったカラダのバランスをゼロに戻すメソッドとして日常の習慣にすることをおススメします。
また、ここでおススメした食材の中には、妊娠中や妊娠の可能性がある方などには、血行改善やストレス解消など「巡り」を改善する食材の中には相応しくないモノもあります。必ず、専門医に確認ください。