■2013パングランプリ東京 大会会長賞
「富士あんぱん」
富士あんぱん
あんパン部門の準グランプリ、大会会長賞は丸十山梨製パン株式会社、近裕樹さんの「富士あんぱん」でした。今年世界文化遺産に登録された富士山を模ったあんパンで、素焚糖の餡は外からも見えます。ぎゅうひ、黒豆、クルミなど、いろいろなトッピングも。
11月1日から丸十にて販売が予定されています。
◆丸十山梨製パン株式会社
「紅茶のシュトーレン」
「紅茶のシュトーレン」
シュトレン部門の準グランプリ、大会会長賞はタカセ洋菓子株式会社、近藤修さんの「紅茶のシュトーレン」。フルーツの漬け込みに紅茶のリキュールを使い、自家製のアーモンドフィリングを巻いています。香りも味わいもとんがったところがなく、やさしいシュトレンでした。
11月20日からタカセにて販売が予定されています。
◆タカセ
「あんずのお姫様」
あんずのお姫様
パンペルデュ部門の準グランプリ、大会会長賞は株式会社入舟本店(デンマークベーカリー)の酒井崇雅さんの「あんずのお姫様」。バゲットに自家製のカスタード、クリームチーズを詰めて、クリームチーズと牛乳の液に浸し、オーブンで手間をかけてじっくりと仕上げられたパンペルデュ。
あんずのお姫様
デンマークベーカリー全店で10月20日から販売開始されています。
◆デンマークベーカリー
審査総評
審査委員を代表した委員長の総評では、今回3部門において、あんパンが最も出品数が多かったけれども、世界には数多くのパン類があるのでそちらにもぜひ目を向けてみてほしいということ、あんパンに関してはホイップクリームやチーズを使ったもの、夏場に冷やして食べられるものなどに、新しさがあったこと、シュトレンは抹茶など「和風」へのこだわりが目を引いたが、風味バランスに関してはまだ不十分であったこと、パンペルデュは技巧をこらしたものは販売方法が難しいという問題があるので、これをクリアしてほしいということ、シンプルで実際的なものが評価されたことなどが語られました。【関連記事】
2009パングランプリ東京
クリームパン部門、ハムとチーズのサンドイッチ調理パン部門、オリジナルパン部門
2010パングランプリ東京
食パン部門 焼きこみ調理パン部門 夕食に合うパン部門
2011パングランプリ東京
メロンパン部門、デニッシュ部門、東京ご当地パン部門
2012パングランプリ東京
朝食向きの山型食パン部門、カレーパン部門、夕食向きの国内産小麦パン部門(国内産小麦100%使用)