第2回パングランプリ東京

2010年10月1日、東京の6つのパン組合(東京都パン商工組合、東京パン連盟工業協同組合、東京都学校給食パン協同組合、東京青雲会、全日本丸十パン商工業協同組合、リテイルベーカリー協同組合)による製パンコンテストが開催されました。

このコンテストは、素材や工程に規定はありませんが、販売中あるいは販売を予定しているパンであることが条件となっており、消費者に近い、町のパン屋さんのパンが競われます。

初めて開催された昨年は「クリームパン部門」、「ハムとチーズのサンドイッチ調理パン部門」、「オリジナルパン部門」の3部門、第2回目となる今年は「食パン部門」「焼きこみ調理パン部門」「夕食に合うパン部門」で開催され、応募総数全66作品から、第一次審査を通過した25作品で最終審査が行われました。

審査員(敬称略)は井上好文(社団法人日本パン技術研究所所長)、鈴木信明(日本菓子専門学校)、高橋朗(東京製菓学校)、渡邉政子(愛パン家)、日野洋子(こんがりパンだパンクラブ)、そしてAll Aboutパンガイド、清水美穂子。

発表と表彰式は11月5日に行われました。全部門通して最も優秀な作品に東京都知事賞、部門それぞれの最優秀作品に連合会会長賞、続いてパングランプリ東京大会会長賞が授与されました。

ここでは以上の受賞7作品をご紹介します。

東京都知事賞「オリーブとマカダミアナッツの根っこパン」

オリーブとマカダミアナッツの根っこパン

オリーブとマカダミアナッツの根っこパン(280円)


夕食に合うパン部門から、サンセリテの高田知明さんの「オリーブとマカダミアナッツの根っこパン」が東京都知事賞を受賞しました。

このパンは水分量の多いもっちりとしたロデヴ生地に、グリーンオリーブとマカダミアナッツ入り。ワインやビールと相性の良いハード系のパンです。
個人的には、「夕食」というより「お酒」に合うパンだと思ったのですが、おいしいパンがいつもそうであるように、食べ始めるととまらなくなるパンでした。

高田さんは昨年、クリームパン部門、オリジナルパン部門で2つ受賞されていて、今年もこのほか焼きこみ調理パン部門で受賞されていますから、堂々の入賞です。
高田知明さん

高田知明さん

「昨年のリベンジで挑みました。昨年受賞したムラング・ア・ラ・クレームとチャバタマカダミアンは今もお店で人気の商品です。この手のパンはうちのお店ではかなり高級な部類に入ってしまうのですが、賞をとったパンということで、たまの贅沢に、またはお土産に、と買っていただいています。地域の皆さまに愛され、町の温かさの中心となっていきたいと思っています」と高田さん。ハートの温かい職人さんです。

受賞のパンは、こちらで買うことができます。
サンセリテ
住所:埼玉県狭山市狭山台3-11-2
電話:04-2957-8934

次のページでは各部門から、全日本パン協同組合連合会会長賞、大会会長賞の受賞作品1品ずつご紹介します。