手軽に行える審美歯科治療として、早くから広まってきたホワイトニング治療。歯を削ることなく白くすることの出来る治療として、審美歯科や美容歯科などで積極的に取り入れられてきた治療法です。本記事では、歯が白くなるメカニズムや最新のホワイトニング治療の方法などをご紹介します。

どうして歯は黄色くなる?

歯の構造イメージ

歯の構造イメージ

歯は、内側から大きく分けて神経の部分(歯髄)、象牙質、エナメル質で出来ています。ホワイトニング治療は、一番外側のエナメル質に働きかけることで、歯を白くする治療方法です。歯が黄ばんでしまうメカニズムは色々とありますが、一般的なものは食生活や喫煙習慣による色素が引き起こす黄ばみと、加齢によって自然とエナメル質が薄くなり、黄色みを帯びた象牙質が透けて見えることによるくすみです。また、もともとの体質により、歯の色の黄色みが濃いケースもあります。

日本人の平均的な歯の色は、やや黄色みがかった色をしています。普段はあまり目立つことはないのですが、例えば結婚式などで純白のドレスなどと合わせると、急に歯が黄ばんでくすんで見えてしまいます。最近ではエステ感覚で、結婚式の前にホワイトニング治療を行うカップルも増えてきています。
(参考記事:ブライダルホワイトニングとは

ホワイトニングで歯が白くなるメカニズム

少し難しいお話になりますが、過酸化水素や過酸化尿素といった成分が、ホワイトニング治療の薬剤の主成分となっています。これらの成分が分解されることにより酵素が発生し、酵素がエナメル質の色素を無色の物質に分解します。髪の脱色と、同じ原理を利用しています。

また発生した酵素は、エナメル質の層に光を乱反射させるような作用も持っているので、象牙質の色を通しにくくします。色素による黄ばみも、加齢によるくすみも、ホワイトニング治療で白い歯にすることが出来るのです。

次のページでは、ホワイトニングに適さないケースと最新のホワイトニング治療をご紹介します。