住宅ローンの借り換え・返済/住宅ローンの借り換え先の選び方

住宅ローン借換え先選びのコツ(2ページ目)

住宅ローンを借換えた方が得なの?そんな疑問を持っている人も多いでしょう。借換えするにしても、どこのどの住宅ローンを選んだら良いのか、借換え先を選ぶコツを知って、賢い借換えを行いましょう。

高田 晶子

執筆者:高田 晶子

住宅ローンガイド

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目的別借換えのコツ

借換えの目的がハッキリしたら、次は住宅ローン選びです。目的別に次のような点に留意して、変動金利型、固定金利選択型、全期間固定金利型のどのタイプの住宅ローンに借換えをするのかを決めましょう。

●総返済額を下げたい
全期間固定を選んでいる人であれば、今の金利よりも低い全期間固定を探しましょう。固定金利選択型や変動金利型を借入れしている人は、店頭金利からの引下げ幅を確認してみましょう。返済中のものよりも引下げ幅が大きいものであれば、総返済額の引下げにつながります。

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●現在の毎月の返済額を少しでも抑えたい
現在返済中の住宅ローンよりも金利が低いものを探します。この場合には、今まで固定金利だった人が変動金利に借換えるのもやむを得ない場合もあるでしょう。ただし、金利の変動の影響を受けやすいものにすると、金利上昇の際には返済額がアップしたり、その結果総返済額が多くなってしまう可能性もあります。家計の見直しも並行して行いましょう。

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●金利の変動に影響されないものにしたい
現在変動金利を利用している人や、3年固定など固定金利選択型を利用している人で、今後の金利の変動に影響されたくないという場合には、全期間固定金利型や、今よりも固定期間が長いものが向いています。

以上のような点を踏まえて金利タイプを決めれば、その金利タイプの中で金利が低い住宅ローンを選べば、目的にあったもので金利が低いものを探すことができます。まずは金融機関よりも金利タイプを決めること、これが三つ目のコツです。

繰上返済の利便性を改善したいなら

繰上返済ができる最低額が大きくて、なかなか繰上返済ができない、というような場合には、繰上返済の利便性が良い住宅ローンに借換えをすることも、結果的には総返済額の軽減につながります。1円、1万円から、いつでも繰上返済できる、繰上返済手数料は無料、というような住宅ローンを選ぶと良いでしょう。

ただし、そのために金利が上がってしまったり、借換え費用が多くかかってしまうと、せっかくの繰上返済効果もなくなってしまいかねません。まずは、繰上返済を考慮しなくても、借換える効果があるのかどうかを検討しましょう。効果があるのであれば、候補となる住宅ローンの中で、繰上返済の利便性に優れるものを選択するようにすると良いでしょう。

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