住宅ローンの借り換え・返済/住宅ローンの見直し関連情報

住宅ローン借換えにかかる費用

住宅ローンの借換えと言えども、新規に住宅ローンを借入れすること。そのため諸費用もかかります。どのくらいの諸費用が必要なのか、そしてそれを準備できないときの対策はどうしたらよいでしょうか?

高田 晶子

執筆者:高田 晶子

住宅ローンガイド

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借換えも新規借入れと同様の費用がかかる

住宅ローンの借換えには、諸費用が必要になります。諸費用も加えた上での効果を見極めることも重要住宅ローンを新規に借入れしたときに、費用がかかったことを覚えていますか?住宅購入する際には、他にもいろいろな諸費用がかかるので、住宅ローンでどのくらいかかったか、わからないかもしれないですね。多くの方は、数十万円の費用がかかっているはずです。

借換えは、新たに住宅ローンを借入れし、従前のローンを完済することです。ですので、借換えでも当初住宅ローンを借入れしたときと同じように諸費用がかかります。

住宅ローン借換えに必要な諸費用には次のようなものがあります。

●契約書貼付印紙税 
借入額1,000万円超5,000万円以下 2万円
借入額5,000万円超1億円以下   6万円
●事務手数料等
31,500円など。借入額の○%というような場合もあり。
●保証料
借入金額、返済年数によって決まる。保証料なしの金融機関もあり。
●抵当権設定費用
登録免許税 借入れ額の0.1%(一定の条件を満たす住宅の場合)
登記にあたっての司法書士報酬が別途あり。

そのほか、従前の住宅ローンを完済するためにかかる費用があります。

●繰上返済手数料
一括返済の手数料がかかります。15,750円、31,500円など金融機関によって異なります。
●抵当権抹消費用
不動産1個につき1,000円。

例えば、3,000万円、30年返済の場合の借換え諸費用は約80万円、2,000万円、20年返済の場合は約50万円程度となります。

借換えの諸費用については、 三井住友銀行のHP上でも試算ができますので、活用してみてください。

意外とかかる諸費用。諸費用が準備できない場合の対策は次のページで。
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