イタリア周遊旅行モデルコース

北から南、そして四季によって全く違う表情が見られるイタリアは、何度行っても魅力的

北から南、そして四季によって全く違う表情が見られるイタリア

素朴な小さな町にも行ってみたい

素朴な小さな町にも行ってみたい

ローマフィレンツェベネチア……どの街を訪れたかによって、イタリアの印象が変わります。イタリアは「ひとつの国」というより、個性豊かな町々の集合体。どこを訪れても「そこでしか」味わえない魅力に出会える国です。

登録されている世界遺産の数は、なんと53件(2017年7月現在)。何度訪れても、どこを訪れても、見どころは尽きることがありません。

 
グルメ、観光、さまざまな楽しみ方ができるのも魅力

グルメ、観光、さまざまな楽しみ方ができるのも魅力

どんなイタリアを見たいか、体験したいか、によって、旅のプランニングは変わってきます。周遊しながらイタリアのさまざまな個性に触れてみるのもよし、ひとつの街に滞在して、じっくり味わってみるのもよし。「世界遺産」「オペラ」「サッカー」など、テーマを決めて街をめぐってみるのもまた楽しい。

そして、歴史的価値のある芸術や史跡、美しい風景、グルメ、そして個性的な人々が、印象的な旅を彩ってくれるはず。

初心者向けの周遊コースから、上級者向けのテーマのある旅まで、旅プラン例をご紹介します。イタリアを楽しむ旅のプラン作りの参考にどうぞ!

<目次>  

イタリアの2つ以上の都市をめぐる周遊ルート

人気の街ローマ・フィレンツェ・ベネチアは、周遊の基本コース

団体ツアーに参加しなくても、公共交通機関や個人手配の車、国内線を使いこなせば個人でも周遊は可能

個性の異なる二つ以上のイタリアの都市を観光すると、イタリアのさまざまな側面を知ることができます。人気の街をめぐる、北イタリアと中部イタリア、北イタリアと南イタリアなど、遠方の街々を結んでみるなど、旅行日数や目的に合わせて組み合わせのバリエーションは豊富です。

最近は、トレニイタリア(イタリア鉄道)の高速鉄道網も充実し、ヨーロッパ各国の格安航空LCCも次々参入。イタリア国内移動も便利になっています。

周遊型1 人気の「イタリア4都市」を周遊する

団体ツアーに参加しなくても、列車を使えば個人でも周遊は可能。サン・ピエトロ大聖堂のクーポラからローマを一望

人気の街ローマ・フィレンツェ・ベネチアは、周遊の基本コース。サン・ピエトロ大聖堂のクーポラからローマを一望

イタリアの人気都市は、ローマフィレンツェベネチアミラノ。ダイナミックな遺跡が街の中に点在する「永遠の都」ローマ、可愛らしい中世の町並みに出会える「花の都」フィレンツェ、街の中をいくつもの運河が流れ、おとぎ話のような世界が見られる「水の都」ベネチア、そして、世界にモードを発信する「モードの都」ミラノ。

それぞれの街は、トレニタリアやイタロなど高速鉄道が結んでおり、ネットで事前予約購入も可能です。

>>>ノウハウ指南!高速鉄道イタロで旅するイタリア

■ローマ
↓高速鉄道で約1時間30分
■フィレンツェ
↓高速鉄道で約2時間
■ベネチア
↓高速鉄道で約2時間半
■ミラノ

日本からイタリアに到着する便を、ローマINミラノOUT(または逆もしくは別の街で)などIN/OUTを別の街にするとロスが少なくなります。それぞれの街を空路で結ぶフライトは、主に1時間程度です。


周遊型2 南イタリアを体験する基本型

ローマから電車で行くのが便利なナポリ。ミラノから入る場合は飛行機で。

ローマから意外と近いナポリ。頑張れば日帰りも可能?!

「青の洞窟」のあるカプリ島へは、ナポリから

カプリ島の「青の洞窟」へは、ナポリから

ローマから南イタリアの玄関口、人気都市のナポリへのアクセスは、とてもスムーズ。ナポリを拠点に、美しい青の洞窟があるカプリ島、巨大遺跡ポンペイ、レモンの花咲くソレント、人気急上昇の世界遺産アマルフィ海岸などへ。船、バス、電車、専用車などアクセス方法は、さまざまです。

■ローマ
↓高速鉄道で約1時間10分
■ナポリ

■カプリ島、ポンペイ、ソレント、アマルフィ海岸などを周遊

 

周遊型3 トスカーナの小さな町を訪れる

中世時代の面影を残す小さな可愛らしい町が点在するトスカーナ

中世時代の面影を残す小さな町が点在するトスカーナ

トスカーナ州は、バス網が充実したエリア。フィレンツェを楽しんだのち、バスやローカル線を利用して、トスカーナの小さな町々を訪ねることが可能です。

■ローマ

■フィレンツェ (日本から、ヨーロッパ各都市を経由してフィレンツェ空港に降りるフライトを選んでも)
↓長距離バスで移動
■シエナ、サン・ジミニャーノ、ピサ、アレッツォなどを周遊

周遊型4 飛行機でシチリア島に飛ぶ

きらめく地中海の太陽が待つシチリア島へ。飛行機なら意外にアクセスが楽ちん

きらめく地中海の太陽が待つシチリア島へ。飛行機なら意外にアクセスが楽ちん

地中海の魚介を使ったシチリア料理も、シチリアのお楽しみ

地中海の魚介を使ったシチリア料理も、シチリアのお楽しみ

最近、人気&注目度が上がっているシチリア島。イタリア半島にある各都市から、飛行機で約1時間で到着できます。思いのほか、アクセスしやすいことはあまり知られていません。

■ローマ、フィレンツェ、ベネチア、ミラノなど
↓飛行機で約1時間~1時間半
■シチリア島パレルモ、もしくはカターニャ

利用しやすい空港は、西岸の州都のパレルモか東岸のカターニャ。どちらの街も興味深く、本土のどの地域とも異なる魅力が味わえます。どちらかの街に滞在しじっくり見てもよし、各街を拠点に島内を移動してもよし。シラクーサ、アグリジェント、タオルミーナなど、シチリア島内各地へのアクセスは、バスや専用車を利用して移動すると便利です。 また、パレルモINカターニャOUTなど、入り口と出口を変えて島内を陸路で移動しながら観光する方法もオススメです。


都会と田舎の両方を楽しむ

人気のアグリツーリズモ滞在。オリーブ積みなど、季節ごとに体験プランがある

人気のアグリツーリズモ滞在。オリーブ摘みなど季節の体験プランも見逃せない

ローマやフィレンツェなどの有名都市には、行ったことがある。イタリアは何度か来ている。といった中級者以上の人にオススメなのが、都会と田舎を楽しむプランです。

自家製オリーブオイルや野菜でヘルシーな家庭料理で滞在しながら健康に?

自家製オリーブオイルや野菜。滞在しながら健康になりそう

イタリアは、スローフード発祥の地。丁寧に愛情こめて作られた新鮮な野菜や食材を使った料理を大自然の中でのんびりいただく……美味しく、そして、ゆったりとした時間を持つことは、イタリア旅行の醍醐味でもあります。

街からほんの少しだけ、足を延ばせば美しい田舎に出会えるのもイタリアの特徴。拠点となる街から近いアグリツーリズモや小さな町に数泊すれば、比較的簡単にイタリアの田舎体験をすることができます。

料理教室やワイナリー見学など、滞在中も飽きさせないプランを立てているところが増えています。

 

テーマに合わせたイタリア旅行プラン

徹底的に美術館めぐりがしたい、美味しいモノが食べたいなど、旅のテーマは自分次第

徹底的に美術館めぐりがしたい、美味しいモノが食べたいなど、旅のテーマは自分次第

イタリア旅行のプランニングでは、「行ってみたい街」を決めるのはもちろんですが、メインイベントになる「何か」(=目的)をイメージすると、ぐっとプランニングがしやすくなります。

メインイベントとなる「何か」とは、「美術館巡りがしたい」「美味しいものが食べたい」「田園風景の中をドライブしてみたい」「お買いものがしたい」「サッカーが見たい」「オペラを鑑賞したい」「ワイナリーでワイン三昧したい!」などなど。なんでもアリです!

ココから先は、ガイドが「○○したい!」を実現した旅プランの一部をご紹介します。

テーマ1 車窓の旅を楽しんでみたい!

最新列車も魅力だけど、昔ながらのコンパートメントでのんびり車窓の旅も

最新列車も魅力だけど、昔ながらのコンパートメントでのんびり車窓の旅も楽しい

列車の旅は、どこの国でも郷愁を誘うもの。イタリアも全国各地に絶景が見られる電車網が走っています。大都市を結ぶ高速鉄道はもちろんですが、主要路線をはずれた線路沿いにも、絶景が待っています。

例えば、ローマから、海沿いを北へ向かうジェノバまでの路線は、途中、チヴィタ・ベッキア、ピサ、チンクエ・テッレを通りジェノバへ入ります。途中下車をしながら、人気観光地をめぐるのも楽しいプラン。

また、ローマかナポリから南へ向かう列車も、のんびりしていてイタリアらしさを感じさせてくれます。延々とカラブリア州の海沿いを走り、シチリアへ渡るときには、なんと、列車を切り離してフェリーで海を渡ったり!ただし、相当な時間がかかる上、遅れも頻繁にあるので、時間に余裕のある場合に限ってオススメです。


テーマ2 田園風景をドライブしたい! 

イタリアで運転…田舎道なら大丈夫?保険はしっかりかけて

イタリアで運転……田舎道なら大丈夫?保険はしっかりかけて

イタリアで車を運転する。車が好きな人なら、一度はやってみたいことですよね。しかし、左ハンドル・マニュアル車、イタリア人の運転は荒い、道路標識はわかり辛い、一通が多い……など、なかなかハードルは高いので、よほど運転に精通している人以外には、なかなかオススメができませんが、もし運転が得意もしくは得意な人と同行なら、チャレンジしてみるのも悪くはありません。

トスカーナの小さな町々を訪れたり、南イタリアの人気観光地アルベロベッロやマテーラ、シチリア内陸部の町などもレンタカーがあればアクセスが容易。コツは、最寄りの空港でレンタカーをピックアップして、都市には入らないことです(細い路地の一通地獄にはまらないために……)。田舎道をドライブしながら、途中停車して風景を眺めたり、食事を楽しんだり。自由度は高まります。

テーマ3 暮らすようにイタリアを体験したい

新鮮な野菜や食材をお買いもの。暮らすように滞在してみたい

新鮮な野菜や食材を市場でお買いもの。イタリアに住んでる気分を満喫

短期ホームステイやアパルタメントタイプの宿に宿泊し、まるで暮らしているように滞在する方法も、何度かイタリアを体験している上級者にオススメの旅スタイルです。

最大の魅力は、ホテル滞在では味わえないイタリアの日常を身近に感じること。イタリア人ホストとたっぷりコミュニケーションしてみたり、市場でお買いものした食材で料理してみたり、また習ってみたり。アットホームなアグリツーズもなら、同様の体験も可能です。

料理レッスンも体験できる>>>ピエモンテ田園宿泊プラン


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。