甘麹の作り方! 炊飯器で三種類の発酵調味料を作るレシピ
今回は甘こうじと塩こうじを同時進行で作ります。
甘こうじとは甘酒の素のことで、いつもは麹とお粥を混ぜて発酵させるのですが、今日は麹だけで作ります。お粥と混ぜたものと比べると、麹だけの方があっさりした上品な甘さです。
今回は2種類だけですが、一緒に醤油こうじを作ることもできます。甘こうじは砂糖の代わりとして、料理にはもちろん、お菓子作りにも使えます。
甘こうじとは甘酒の素のことで、いつもは麹とお粥を混ぜて発酵させるのですが、今日は麹だけで作ります。お粥と混ぜたものと比べると、麹だけの方があっさりした上品な甘さです。
今回は2種類だけですが、一緒に醤油こうじを作ることもできます。甘こうじは砂糖の代わりとして、料理にはもちろん、お菓子作りにも使えます。
甘麹と塩麹の材料(作りやすい分量)
甘麹と塩麹の作り方・手順
甘こうじと塩こうじを同時に作る
1:おまけで作った温泉卵
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一緒に保温してできた温泉卵。
一緒に作る場合は、衛生面に注意して調理しましょう2:甘こうじと塩こうじの完成
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左:甘こうじ、右:塩こうじ
3:内釜に湯を用意し、麹を手でもんでほぐす
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炊飯器の内釜の3の線まで沸騰したお湯を入れ、水道水を4の線まで足して保温スイッチを入れる。麹は手で優しくもんでほぐす。
これで湯の温度はだいたい60℃になります4:(甘こうじ)袋に麹と湯を入れる

密閉袋に麹300gを入れ、60℃程度の湯を注ぎ入れる。袋の上から軽くもんで混ぜて口を閉じる。
60℃の湯=ガイドの場合、指を入れてみて、2秒は我慢できるけど3秒は入れていられないほどの熱さでした(個人差があるのでヤケドに注意)5:(塩こうじ)麹を袋に入れ、塩と湯を入れる

塩こうじ用の麹100gを密閉袋に入れ、塩と60℃の湯を入れ軽くもんで混ぜ、口を閉じる。
6:湯の中に入れ、蓋をしないで8時間発酵させる
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湯の中に沈め、蓋をせずに60℃~65℃で8時間発酵させる。2時間に1回ぐらい、袋を持ち上げて揺すって混ぜる。
ガイドはついでに卵を2個入れて温泉卵を作ってみました7:保温6時間後の甘こうじ

甘こうじを適量鍋に取り、水で適度に薄めて温める。塩をほんの少々加えて味を調え、茶碗に注いでおろし生姜をのせる。
甘味が足りなければ砂糖を少量加えてもよい9:甘こうじの調理例:甘酒ヨーグルト
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プレーンヨーグルトに甘こうじを混ぜる。
黒く見えるのはレーズンです10:塩こうじの調理例:浅漬け
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キュウリ、大根、人参を切ってポリ袋に入れ、塩こうじを入れてまぶす。半日ほど冷蔵庫に入れておく。
甘こうじ+塩でもおいしいですガイドのワンポイントアドバイス
お粥と麹を混ぜたものより発酵は遅いです。甘味はお粥入りの方が濃くなります。麹だけで作る甘こうじは、あっさりしていて上品な甘味。料理の味付けの邪魔をすることなく、砂糖代わりに使えます。また、お粥を炊く手間が要らないこと・少量でも作りやすいことも長所です。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。