法恩寺から手焼き煎餅の「みりん堂」へ
蝶谷本店の女将、渡辺芳江さんが「この辺りは寺町」と話すとおり、界隈には寺院が多くあります。中でも参拝者が多いという法恩寺の参道を通るとその向こうに東京スカイツリーがきれいに見えました。この辺りにも和菓子店がいくつかありますが、目指すは東京スカイツリーの目の前にある煎餅店「みりん堂」。
大正12年創業で現在3代目。お店に並ぶほぼ全ての煎餅を手焼きしています。
両国の江戸東京博物館で販売されている相撲に因んだ煎餅「がちんこ焼」が名物ですが、ぜひ味わってほしいのは、週末実演販売している香ばしさ際立つ煎餅「おしなり焼」と歯応えのある厚焼き煎餅「手焼き大丸」。お土産にするなら東京スカイツリーを描いた「東京スカイツリー(R)せんべい」や「東京そらの木煎餅(R)」もおすすめです。
詳細コラム→「みりん堂」東京スカイツリー下の老舗煎餅店
<店舗情報>
■「みりん堂」
所在地:東京都墨田区業平1-13-7
東武線「とうきょうスカイツリー」駅より徒歩約3分
東京メトロ半蔵門線「押上」駅より徒歩約5分
都営地下鉄浅草線「本所吾妻橋」駅より徒歩約5分
電話:03-3621-2151
営業時間:9:00~19:00(臨時休業有)
定休日:無休(臨時休業有)
東京スカイツリータウンへ到着
みりん堂の目の前の道路を渡るとすぐに東京スカイツリータウンの入口へ到着。今回の旅はここがゴールです。今回は、吟味された素材で職人さんが手づくりするお店ばかりを回りました。どの和菓子店も下町情緒がありお店の方は温かく、時におしゃべりに夢中になり時間を忘れてしまいました。
ちなみに東京ソラマチには話題の和菓子店や新店も多く出店しています。町歩きで出会う和菓子店とはがらりと趣が異なる、和菓子巡り第二ラウンドもぜひどうぞ。