階高3.5m(上層2層3.7m)、バルコニー付アウトフレーム工法
基礎は直基礎である。従って地盤は良好。建物は地下2階地上14階建て(基準法上は地下3階地上13階)。地下2層にはピットなどがあるがおそらく駐車場(総戸数に対して54台)を収めたものと思われる(簡易資料のため詳細不明)。その上に免震ピットを施工する。積層ゴムの中心部に鉛プラグを入れたアイソレーターを用いる。階高は3.5m(一部3.7m)を確保。専有部の天井高は2.5m(折り上げ部2.8m)。建物は、景色の良い南東方向に向けて配置した。基準階は6戸ワンフロア。3戸一EV(2基)である。それぞれの区画の中住戸を除けば、両面バルコニーが実現できることがお分かりいただけるだろう(右画像参照)。
外壁は緑がかった御影石を使い、自然豊かな風景との調和と高級マンションならではの重厚感の演出をねらったようだ。内堀通り側は、エレベーターホールゾーンの床から天井まであるガラスのスリットと、居室バルコニーのアルミ格子が連続する印象的な側面になるだろう。南東側は全面、ガラス手すりのバルコニーで覆う。開放感はもとより、大きく張り出したステンレスの庇が特徴的だ。さらに軒天部分は、(おそらくこれも御影石だと思われるが)曲線に装飾を施した鼻隠しが取り付けられ、独特のファサードを醸し出すものと思われる。
販売価格は1.6億円~5.4億円(予定)。最多は2.7億円(予定)。坪換算で@800万円程度になりそう。前回記事「パークマンション赤坂氷川坂」は同@720.7万円だったが、これを上回り「リーマンショック後最高値になるのでは」(関係者)とのこと。現地看板を見ての問い合わせが約200件あるという。事前案内会は8月24日からはじまる。
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