強力ソフトシンセ満載のMixcraft 6
海外では、オンラインソフトのDAWとして実績があるものの、この7月に初めて日本語化され、日本上陸したエントリー向けDAWが、アメリカのAcoustica社が開発するMixcraftというソフトです。これもACIDのようなループシーケンス機能が中心にあり、5000近いループ素材、1500以上の効果音など、数多くの素材が用意されているのが特徴です。そのため、楽器が弾けない人、音楽知識がない人でもすぐに使えるソフトとなっているのですが、楽器が扱える人にとっても、非常に魅力的な機能が用意されているのです。
特に注目すべきポイントが、ここに搭載されているソフトシンセです。一般的に1万円前後のエントリー向けDAWだと、ソフトシンセは搭載されていても、音源としてはオーソドックスなものに留まっていますが、このMixcraftには、数多くのマニアックなシンセサイザが搭載されているのです。
具体的にはProphet5やMinimoog、CS80といった往年の名機といわれるシンセサイザ、さらにはHammondのB3オルガンなどを復元した音源が標準で用意されているのです。ある意味、この音源だけを目当てに買っても損はないほどで、初心者のみならず、多くのDTMユーザーに注目されているDAWなのです。
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