「見た目年齢」に差がつくポイントは肌と髪
人はまず顔(肌、フェイスライン、目元、口元)、髪などでその人の第一印象を決めます。その際、若いと感じやすいのは、肌のハリやツヤ、目元、口元の印象だと言われています。また髪にもツヤがあり、ボリュームがあると若々しく見えます。逆に肌にハリやツヤがなくなり、たるみやシワが目立つと老けて見えます。また肌の明度が下がり、シミやくまなどの色ムラも老けて見える要因になります。具体的には、まぶたのたるみ、目の下のたるみやくま、頬のたるみ、ほうれい線、首のしわ、顔のくすみ、毛穴の開きなども老化のサインとなります。
老化の原因を解消して美しい肌をキープ
肌老化の8割は「紫外線」の影響と言われています。紫外線により生み出される活性酸素は肌の深部にあるコラーゲンやエラスチンを破壊し、皮膚の老化を早めます。UVケアは若いうちから必須です。他にも老化の原因として、喫煙や肌の乾燥、ストレスなどが挙げられます。喫煙やストレスは体内のビタミンCを破壊し、活性酸素を多量に発生させます。美肌のために、喫煙をなるべく控えビタミンCを積極的に摂取するようにしましょう。
また毎日のスキンケアでは、肌をこすりすぎないように注意が必要です。洗顔の際の洗い過ぎ、強いマッサージは肌の炎症や乾燥を引き起こすので注意しましょう。
今すぐ始めたい!バランスの取れた食生活
女性の見た目年齢を大きく左右するパーツ「肌」。その肌をいかに20代の内から美しく保つかで、30代以降の見られ方も変わってきます。気になった時にケアを始めるのではなく、毎日の積み重ねで美しい肌をキープしましょう。肌や身体は食事から作られます。まずはバランスのとれた食事が大切です。良質なタンパク質、ビタミン、ミネラル、炭水化物、糖質そして食物繊維も大切な栄養素。足りない物はサプリメントで補ってもいいでしょう。また食べ過ぎ、特に糖分の取りすぎは、肌の糖化防止の視点からも気をつけたいもの。「糖化」はコラーゲンをもろくして、肌の弾力を失わせます。甘い物の食べ過ぎ、多量の飲酒、ドカ食いなど、心当たりのある人は改めましょう。
バランスのとれた食事が肌年齢を若返らせる!
生活習慣全般ではバランスのいい食事以外に、質の高い睡眠、適度な運動が重要です。大切なのは、自分に合った規則的なサイクルで生活すること。生活サイクルが整うと成長ホルモンなどの分泌も整い、肌と身体の新陳代謝も正常化し、若々しい肌と身体をキープできます。