クロアチアの物価。旅行の予算は?
旬の野菜やくだものは比較的安く手に入る
東欧の国というと物価が安いというイメージがあるかもしれませんが、野菜やくだものなど食料品を除くと、クロアチアの物価は一般的に西欧や日本とほぼ同じ程度です。
観光地(特にドゥブログニクをはじめとするアドリア海沿いの人気観光都市)のお土産屋さんやレストランでは、観光客向けに高めに物価が設定されていることがあり、「ドイツやイタリアよりも高かくてビックリした!」なんて声もよく聞きます。また、ホテルやレストランなどは、夏のハイシーズン(主に6~9月)には値段が高く設定される傾向にあります。
以下にクロアチアの物価の目安を紹介しますので、クロアチア旅行に持っていくおこづかいの予算計画の参考にしてください。
都市やシーズンごとによって値段が大きく変わる、クロアチアのホテル
ザグレブの高級ホテル「エスプラナーデ・ザグレブ」
ドゥブロブニクなど人気の高い都市ではかなり値段が跳ね上がるにも関わらず、連日満室で予約が取れないことがよくあるので、旅行の日程が決まったら事前にホテルや宿を確保しておくことをおすすめします。6月と9月は7月や8月のピーク時と比べると少々割安に、4月、5月そして10月はそこそこお手頃な値段に落ち着きます。
クロアチアでホテルの宿泊費が最も高いと言われている都市は、人気観光都市のドゥブロブニクと首都のザグレブ。続いてダルマチア地方、イストラ地方、クヴァルネル地方です。
以下はクロアチアの観光ハイシーズン(主に6~9月)のホテルのおおよその宿泊費(一泊2名1室)です。上に述べたように7月中旬から8月末あたりが宿泊費が1年のうちで最も高くなります。11~5月のオフシーズン時は、都市やホテルなど宿泊施設によりますが、宿泊費が以下の約30~40%以上安くなるところが多いです。
- 5つ星ホテル 約300~500ユーロ
- 4つ星ホテル 約200~400ユーロ
- 3つ星ホテル 約85~175ユーロ
- 2つ星ホテル 約45~60ユーロ
- 民宿やユースホテルなど 約15~25ユーロ(一人当たり)