食事ダイエット/ダイエット中のお酒の飲み方

夏本番!ダイエットに役立つビールの選び方(2ページ目)

これから夏に向けてビールが美味しい季節。最近では「糖質オフやカロリーオフ」など様々な種類のビールを見かけるようになってきました。そこで、ダイエットにも役立つ表示の見方やシーンに合わせたビールの選び方をご紹介いたします。

岡田 明子

執筆者:岡田 明子

食事ダイエットガイド

カロリーゼロ・オフの注意点

ゼロ・オフ表示の読み方

ゼロ・オフ表示の注意点

ビール100ml中のカロリーは40kcalです。栄養表示基準に基づき、100mlあたり5kcal未満のものを「カロリーゼロ」と表示できます。また100mlあたり20kcal以下(飲料の場合)のものを「カロリーオフ」と表示できます。

カロリーゼロやオフの商品は糖質を減らしたりアルコール度数を低くすることで低カロリーにしています。しかしアルコール度数が低いため沢山ビールが欲しくなり、量を飲めばカロリーも加算されるのでご注意を!

糖質ゼロ・オフの注意点

ビール100ml中の糖質は3.1gです。栄養表示基準に基づき糖質が100ml中0.5g未満ものを「糖質ゼロ」、糖質が100ml中2.5g以下のものを「糖質オフ」と表示できます。

しかし糖質を抑えるために発酵度を高めて製造されているので、アルコール度が高まりビールよりもカロリーが高い場合もあります。つまり糖質ゼロ・オフの商品が必ずしも低カロリーの商品とは限りません。

「50%オフ!」は、何と比べて?

また「50%オフ」などの表記は、比較対象の商品と比べて糖質の差を表記することができます。例えば100ml中に含まれる糖質が3gのビールは「糖質オフ」とは表記できませんが、比較対象の商品が100ml中に含まれる糖質が6gであれば「糖質50%オフ」と表示することができるのです。つまりどの商品と比較しているかにもよるので、「何%オフ」の表示に惑わされず商品に記載されている栄養成分表を確認して選ぶようにしましょう。

シーンに合わせてビールの種類を選ぼう

お酒はアルコール度が高い程カロリーが高くなります。ビールのアルコール度数は約5%です。

■沢山ビールを飲む席では……
油物は控えて

揚げ物は控えて

「糖質ゼロ表示がされており、アルコール度数が低いもの」を選べばより低カロリーになります。しかし、いくら低カロリーのビールを選んでも、お酒を飲み過ぎると、同時に料理も進み全体的なカロリーアップにつながってしまいますので一緒に食べるおつまみ選びもポイントとなってきます。油物や味の濃いものは控え、野菜や豆類などアルコール分解に役立つおつまみを一緒にとり入れていきましょう。

■量を飲まないのであれば……
「好きな味わいのビール」を楽しんだ方が満足感につながります。それでも糖質量が気になるようであれば食事で調整していきましょう。ご飯は白米ではなく、玄米や胚芽米にチェンジするだけでも糖質が抑えられ、ビタミン、ミネラル、食物繊維など不足しがちな栄養素も補えます。またビールのお供である「枝豆」は糖質代謝に役立つ「ビタミンB1」が多く含まれているのでおすすめのおつまみです。食べ合わせも意識してビールを楽しみましょう。

糖質やカロリーを抑えたビールはダイエットの味方になってくれる場合もありますが、我慢はストレスにつながります。自分が美味しいと思えるビールを選べば、満足感にもつながり飲みすぎ防止にも。「ゼロやオフ」だからといって沢山飲み過ぎるのも危険です。表示をよく見る習慣を身につけて上手に活用していきましょう。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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