気になるダイエット中のビール選び

最近では「糖質オフ」や「カロリーオフ」「プリン体オフ」など様々な種類のビール(発泡酒や新ジャンル含)を見かけるようになってきました。ではダイエッ中には、どのようなビールを選べばよいのでしょうか? まずはビールの種類から解説いたします。

ビール、発泡酒、新ジャンルの違い

ビールの種類

様々な種類のビール

まずビールと発泡酒の違いはビールの原料である「麦芽の使用量」と「その他の使用原料」によって定められています。日本の酒税法では、ビールは麦芽の使用率が3分の2以上と決められており、その他の副原料は使用できる原料が限定されています。つまり発泡酒は麦芽の使用率が3分の2未満でその他の副原料も決められていないため、ビールに比べ価格も安く飲み口が軽いことが特徴です。

これに対して新ジャンル(第3のビール)と呼ばれるお酒は、酒税法では「その他の醸造酒」あるいは「リキュール」に分類される酒類で原料を麦芽以外にしたり、発泡酒に別のアルコール飲料(大麦、小麦等を問わない麦由来のスピリッツや焼酎)を混ぜて製造されています。価格も安めですがビールの味わいが楽しめ、よりスッキリした飲み心地が特徴です。
  • ビール……麦芽使用率3分の2以上で、使用出来る副原料も限定
  • 発泡酒……麦芽使用率3分の2未満、副原料に制限なし
  • 新ジャンル(第3のビール)……麦芽以外でもOK

ビールのカロリーと糖質

なんとなくダイエット中は避けたほうがいい!?と思いがちな「プリン体」ですが、最近の研究では、食品から摂取したプリン体のほとんどが体内で分解されてしまうことがわかってきました。つまり食品から摂取するプリン体よりも体内で合成されるプリン体の方がはるかに多いので、現在体内でつくられる尿酸値の上昇を抑える方向に治療はシフトされています。とはいうものの過剰摂取は問題です。プリン体が気になる方はビールの飲みすぎには注意し「プリン体オフ」のビールを上手に活用しましょう。

プリン体以外にもダイエットで気になるのが「カロリー」と「糖質」です。ビールと発泡酒、新ジャンルのビールを比べてみるとメーカーにより多少の違いはあるものの、カロリーや糖質量はどれも同じくらいでほとんど差はありません。

発泡酒は飲み口が軽くスッキリしていますがカロリーや糖質量が低いわけではありません。むしろビールよりも飲みやすいので沢山飲めてしまい、逆にカロリ-オーバーにもつながりやすいので注意が必要です。

またここ数年ノンアルコールビールも多数販売されるようになってきました。
ノンアルコールビールはアルコールが含まれていない分カロリーは低くなりますが、糖質量はビールと同じぐらいか、もしくは高い場合もあるので表示をよく確認して選ぶようにしましょう。

次のページでは「ゼロやオフ」表示の見方と「シーン別の選び方」を解説いたします。