「自己開示」がストレスから自分を救う
コーヒーでも飲みながら「ちょっと聞いて」と自己開示してみましょう
「私はこうである」と、自分のことをあるがままに伝えることを「自己開示」と言います。
自己開示の3つの効果とは?
自己開示には、次の3つの効果があると言われています。(1)感情浄化
自分の問題や葛藤を誰かに聞いてもらうと、抑えていた感情が解放されます。すると、煮詰まっていた感情が浄化され、すっきりします。
(2)自己明確化
抱えていた思いを言葉にすることで、自分が何に困り、悩んでいたのかを理解できます。また、話しているうちに、自分はどうしたいのか、何をするべきなのか、といった目標が明確になっていきます。
(3)社会的妥当化
開示した内容に、相手からの意見をもらうことで、今まで気づかなかったことに気づいたり、自己評価をすることができます。
自己を開示すると、悩んでいたことがちっぽけに思えたり、目標や行動指針が見つかりやすくなります。したがって、「ちょっと聞いて!」と言いながら自己開示できる人は、上手にストレスケアができる人、と言えるのです。