紅葉の美しいスウェーデンの秋
秋晴れのグリプスホルム城
8月の下旬に学校が始まり、バカンスシーズンが終わると、一気に秋めいた感じになるスウェーデン。紅葉が始まり、落ち葉が舞い散るようになります。観光シーズンもオフシーズンに入り始めるため、観光クルーズが終わったり、美術館の開館時間が変わったりするのもこの時期です。
秋の雨の日の旧市街
スウェーデンでは、朝晩だけでなく昼間の気温が下がり始め、日中の平均気温が9.9度以下の日が5日間以上続くと秋とされています。気温が下がり始めるとともに、日が短くなってきたと感じ始めるのもこのころです。ストックホルムでは、ほかの季節に比べて雨が降る日が多いのも特徴です。
各地域の一般的な秋の始まり
- マルメ(南部)……10月中旬
- ストックホルム(中部)……9月初旬
- キールナ(北部)……8月中旬
スウェーデンの秋は、気温によっては日本の初冬と感じられる日も多くあり、ストックホルムでは、10月の終わりごろに雪が降ることもあります。そのため、コートはもちろん、重ね着できる服の準備を。その日の気温や天気に合わせてセーターやフリースなどで対応できるようにするとよいでしょう。
スウェーデンの11月は、薄暗く寒い日が続きます。ストックホルムでは、太陽が出る日は一桁台ということが多く、人々は雪が積もり、雪明りで町が明るくなることを願います。このころになると日本の本格的な冬になりますので、帽子や手袋、マフラーといった冬の防寒具も必要になります。
■ストックホルム
- 10月の最高平均気温10度 最低平均気温5度
- 10月中旬の日の出の時刻 7時半ごろ 日の入りの時刻 17時半ごろ
■キールナ
- 10月の最高平均気温2度 最低平均気温マイナス5度
- 10月中旬の日の出の時刻 8時ごろ 日の入りの時刻 17時ごろ