いつも同じ香水、同じ香りのまとい方をしていませんか?
今日はどの香りを? / Bond No.9
あなたは「自分の香水はこれ!」と一つだけに決めていませんか?マイ香水といえる1本があるのはとてもステキなことですが、ご自身の魅力は一つだけではないはず。その日の出かける場所や会う人によって香りも着替えましょう。シーンに似合う香水を選び、香りのマナーにも気を配ることがパルファンビューティ=香水美人になる第一歩です。
フォーマルな結婚披露宴にはホワイトフローラルの香りを
結婚披露宴では白い花の香水を
どなたでも出席する機会のあるフォーマルなお席の結婚披露宴。幸せな新郎新婦をお祝いするためにフローラルノートの香水を選びましょう。ハリウッドセレブに大人気のウェディングドレスのデザイナー、ヴェラ ウォンの『ブーケ』。オスカー デ ラ レンタの『サムシング ブルー』は花嫁のラッキーアイテムからのインスピレーション。フランス語で結婚と言う意味の言葉、マリアージュからの造語で幸せな結婚をイメージさせるのはジバンシィの『アマリージュ』。どの香水もブーケを連想させるホワイトフローラルノートです。その他のブランドでも白バラ、ガーデニア、スズラン、ハニーサックル、ナルシスなどの白い花が使われた香水を選んでみましょう。
食事をするお席では会場にはいる1時間前には香水をつけておきましょう。また手首やうなじにつけ過ぎるとお食事の香りをじゃましてしまう事もあります。つけるポイントはテーブルクロスに隠れる位置の足首や膝、腿やウェスト。20cmくらい離して霧をまとうようにスプレーします。
社交の場 カクテルパーティではあなたらしい香りを
カクテルパーティでは香りで好印象を
お仕事の帰りに多いのはカクテルパーティ。立食スタイルでドリンクとパーティフードを頂きながら多くの方々と愉しく交流するのがいちばんの目的です。新しい出会いを増やしたいなら初対面の方とも仲良くなれるフルーツの香りを取り入れたフルーティノートの香水を。ホワイトトリュフが大胆に香るトップノートにワイルドストロベリーが香るヴァレンティノの『ヴァレンティナ』はパーティトークの話題になりそう。個性を表現するならオークモスや白檀の香りが特徴のシプレノートの香りを。ゲランの『イディール』などの現代的なシプレの香水がお薦めです。その日の装いのカラーと同じ色のボトルの香水を選ぶのも良いでしょう。
パーティ会場に入る直前に香水をつけるのは余裕がないように感じられるのでNGです。遅くとも30分前には香水をつけておきましょう。着席のパーティとは違い、同じ場所にじっとしているのではないですから香水をつけるポイントもお好きな場所に。イヤリングやネックレス、ブレスレットやアンクレットなどのアクセサリーをつける場所に香水をつけるのがステキです。またベアトップのドレスなら肩先にも1スプレー。すれ違う瞬間に香りを感じさせることができます。