マレーシアの楽しみ方
マレーシアはイスラム教を国教にしており、街のいたるところにモスクがある
美しく荘厳な建造物に触れる。
シャーアラムにある通称ブルーモスク。ミナレットの尖塔が青空に向かってのびている
マレーシアのモスクは観光客にとてもオープンです。イスラム教徒のお祈りの時間帯以外ならモスク内を見学できますし、写真撮影もOK。モスク内は熱がこもらないように設計されていて、大理石がひんやりと冷たく心地いいのです。
旧連邦事務局のビル
クアラルンプールの見どころはこちら>>クアラルンプール旅行のモデルコース
マラッカ、ペナン。世界遺産の街歩き
ペナンのプラナカンマンション。タイルの柄が特徴的
おすすめ記事:マラッカとジョージタウン、マラッカ海峡の古都群
ペナン島のジョージタウンは、ウィットに飛んだストリートアートやカラフルな色に塗られたかわいい家々に心が躍ります。無雑作に置かれた古びた自転車さえも、まるで映画のワンシーンのよう! 風水に添って建てられたチョン・ファッツィー・マンションに泊まって、ローカル屋台でのんびりとコピ(マレーシアのコーヒー)をすすれば、昔にタイムスリップができそうです。
古都マラッカは、きらびやかなプラナカン文化を堪能しましょう。ビーズサンダル、クバヤ刺繍、カラフルなニョニャ食器はお土産にもぴったり。代々受け継がれる秘伝のレシピで作られるニョニャ料理はハーブをふんだんに使い、野菜もたっぷり。旨み、酸味、辛味が一体化した奥深い味わいは絶品です。
おすすめ記事:マラッカのグルメ・屋台
マラッカのお土産
大自然に身をゆだねる。ボルネオ、ランカウイ
ランカウイの夕焼け。大自然の癒しが心にしみわたる
クアラルンプールがあるマレー半島に対し、東マレーシアと呼ばれるボルネオ島北西部。熱帯雨林のジャングル、東南アジア最高峰のキナバル山、先住民族の伝統文化など、マレー半島とはまた違った魅力にあふれています。コタキナバルを拠点に、オランウータン保護区を見学したり、また東南アジア最高峰のキナバル山登頂を目指すこともできます。
おすすめ記事:キナバル公園/マレーシアの世界遺産
マレーシア料理を味わう
緑に包まれたお洒落レストランもマレーシアならでは
代表的なのは3つの民族のグルメです。ココナッツミルクとコク深いチリソースが決めてのマレー系。日本人にもおなじみの飲茶から北京ダックまで味わえる中国系。バナナの葉っぱに盛り付けるカレー、シェフのパフォーマンスが醍醐味のインド系。本国の味を受け継ぎ、ときに他民族と融合しながら大切に育まれているマレーシア料理。バラエティに富んだ料理の種類は、マレーシアという国を象徴する存在でもあるのです。
また、アジアといえば屋台文化。屋台料理を堪能したいなら、なんといってもペナングルメです。アッサムラクサ、チャークイテオなどペナン発祥の屋台料理をチェックしましょう。
おすすめ記事:マレーシア料理
南国リゾートでのんびりする
チェラティンにあるクラブメットのリゾート。シャレー式の宿泊施設も素敵
シュノーケリングやダイビングなど海の綺麗さにこだわるなら、レダン島、ランテンガ島などの東海岸がおすすめ。透明の海には、カラフルなサンゴや多種の熱帯魚が無数に生息しています。ただ、モンスーンの影響で4~9月ごろの乾季のみの営業となるので、旅行時期には注意が必要。ダイビングなら、東海岸のシパタン島がメッカです。
もうひとつ、忘れてはいけないゴルフ。南国リゾートでのプレーをおすすめします。首都クアラルンプールのゴルフ場もいいのですが、コタキナバルやキャメロンハイランドなどのリゾート・ゴルフ場のほうが、眩しい緑のなかでのんびりとプレーを満喫できます。
おすすめ記事:クアラルンプール近郊のゴルフ場
ショッピングを楽しむ
お値段は多少しますが、帰国しても使えるかわいい雑貨が揃っている
かわいい雑貨を探すなら、モノレール「Medan Tuanku」駅近くの雑貨店「ピーターホー」です。マレーシア人デザイナーの作品で、トートバック、鍋敷き、写真たてなど、使える雑貨が並んでいます。マレーシアならではのキッチュなデザインにカラフルな色使い。お土産にもぴったりです。
安くってアジアっぽいお土産なら、小さな小売店が集まったセントラルマーケットへ。立地は先のピーターホーの近く。また、マレーシア名物の食べ物をお土産にしたいなら、スーパーにレッツゴー。子供に人気のマンゴーグミ、マレーシア特産の紅茶など、幅広いアイテムが揃っています。
おすすめ記事:スーパーで買うマレーシアのお土産