自然の宝庫、キナバル公園。世界屈指のネイチャースポット

キナバル山

大自然の宝庫、キナバル公園。中央にそびえたつのはキナバル山

2000年に世界自然遺産に登録されたキナバル公園。愛らしい高原植物やすくすくと成長した巨大な熱帯雨林植物などの大自然に触れることができます。キナバル登山を目的に訪れるイメージが強い場所ですが、実際に山に登るのは訪問者の10%程度。登山目的でなくても、公園本部周辺のハイキングコースで充分に楽しめます。気温20℃の高原リゾートでマイナスイオンをたっぷり浴び、日常の疲れを癒しましょう。

キナバル公園へのアクセス

クアラルンプールで国内線に乗り換えてコタキナバル空港に。空港から市内まではクーポン制のタクシーかバスを利用して約20分。キナバル公園までは、コタキナバル市内からツアーに参加するか、バスやタクシーを使って約2時間半で、公園本部に到着します。

キナバルの名前の由来

キナバルとは、キナ(チナ)はマレー語で中国、バルは未亡人の意味。中国人と結婚したこの土地の女性が、そののち中国に帰ってしまった夫を待ち続けている、といった説。アキ・ナバアル(祖先を奉る山)がなまってキナバルになったという説があります。

キナバル公園の見どころ

キナバル山

キナバル山頂から見える景色。山頂付近は花崗岩が荒涼と広がっている

公園の窓口となっている本部は、標高1600メートル付近にあり、平均気温は日中でも20℃。周辺にはロッジやドミトリーなどの宿泊施設があり、公園専属のガイドとともにハイキングを楽しめます。食虫植物のウツボカズラや、運がよければ、ジャングルに咲く世界最大の花、ラフレシアを見ることもできるとか。目の前にはキナバル山がそびえ立ち、景色も圧巻です。

キナバル山登頂を目指すなら、事前予約が必要です。当日は、公園内の事務所でレジスターをして、ガイドとともに登ります。登山道は整備されていて、登山上級者でなくても可能ではありますが、富士山を越える高さなので、けっこうハード。服装、雨具、靴、非常用の携帯食など、登山用の準備は忘れずに。

登山の一般的なスケジュール

公園本部を朝7時ごろに出発。この時間に無理なく登り始めることができるよう、前泊するのがおすすめです。まずは標高3272メートルの山小屋まで6~7時間かけて登り、ここで一泊。昼ごろに到着する目安で、半日はゆっくり休めます。翌朝、深夜3時頃にホテルを出発。日の出に間に合うよう3~4時間かけて頂上をめざします。頂上にたどり着いたら、1時間ほど休憩して下山。宿泊した山小屋でひと休憩し、さらに公園本部まで一気に下ります。

登頂経験者の友人によると、登山中は高山病による吐き気、登山の翌日は猛烈な筋肉痛と足がパンパンに膨れあがるムクミなど、かなり辛かったそう。それでも「頂上で目の前に広がった雄大な景色は忘れられない!」と言っていました。また、70歳で2度目のコタキナバル山登頂に成功した尊敬する友人もいます。

キナバル山登頂は、コタキナバル市内からの交通費、宿泊費、ガイド代、登山料などがすべて含まれたツアーに参加するのが楽ちんです。マレーシアの大自然をぜひ体感してみてください! 関連記事>>サバ州/ボルネオ島
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