安全&お得なお金の両替で、安心の中国旅行!
日本円・人民元を賢く両替して、中国旅行をますます楽しく!
その前に抑えておきたい基礎知識です。
- 中国の通貨人民元(RMB)について……「中国の通貨」
- 偽札に注意!中国の偽札について……「中国人民元の偽札の見分け方」
- 外貨両替全体の基礎知識について……「外貨両替」
<目次>
日本で人民元を両替するとレートが悪くなる?
個人旅行の場合は出発前に程度の人民元を用意しておいたほうが無難
日本で用意する金額は人によって違ってきますが、空港からホテルへのタクシー代とドリンクなどの雑費程度であれば、約300元(約4602円)もあれば十分です。ただし、個人でホテルを取る場合はデポジットが必要となり、クレジットカードがあればいいのですが、ない場合はまとまった額の現金が必要となるので注意してください。ただし、海外からの人民元持ち込みは上限2万元と制限されています。日本で人民元を両替できる場所は主に3つ、銀行、空港、外貨交換専門店です。
>>>中国のクレジットカートについては「中国のクレジットカード事情」をどうぞ。
日本での人民元両替場所は銀行や空港など
- 銀行……現在、多くの銀行で人民元を扱っています。特に2013年春から人民元を取り扱う地方銀行が激増中! まずはアクセスが便利な銀行で取り扱っているかどうかをチェックしてみてください。
- 空港……羽田や成田、関空などハブ空港はもちろん、多くの空港に両替所や両替可能な銀行が入っています。まずはHPなどで利用する空港で両替ができるかどうか、確認してみましょう。
- 外貨交換専門店……大手外貨交換専門店トラベレックスジャパンは、換金レートがいつでもチェックできるのと、宅配サービスがあって指定場所まで配達してくれるのがとっても便利です。
中国で人民元を両替するとレートが良い!
中国での両替はレートが良いというのが最大のメリット! 「中国語ができないから心配……」という人もいると思いますが、都市部の両替所やホテル、銀行のスタッフは英語ができる人が少なくありませんし、書類はすべて中国語&英語表記になっていますので、基本的な英語力があれば、問題ありません。中国の両替の方法、手順、限度額、注意点
中国で人民元を両替できる場所は主に3つ。銀行、ホテル、空港や町中の両替所です。お得度や注意点はそれぞれ異なりますが、両替方法は基本的にどこも同じ。必要なものは「両替する現金」、「パスポート」、「居住先(滞在ホテル)の名称、住所、電話番号」です。両替の流れば次のようになります。- 先方から渡される指定の用紙に指名、パスポート番号、両替金額、居住先などの必要事項を記入
- 必要事項を記入した用紙、パスポート、現金を渡す
- 両替した通貨と両替証明書を受け取る
現金を受け取ったら、その場で金額と破損がないかを確認します。紙幣が破けていたり、破損していたりしたら、ちゃんと交換してもらいましょう。これはどこの国でも同じですが、いったん窓口を離れてしまったら、金額が違っていても、紙幣が破損していても、一切応じてくれません。
ちなみに、旅行者にはあまり関係ありませんが、中国では一日あたりの両替限度額が5000米ドル(現金の場合)、年間だと5万ドルと決められています。大きな金額の消費をする時はクレジットカードを利用するほうが簡単かもしれません。それでは、レートがお得な順にメリット・デメリットとあわせてご紹介していきます。
中国での人民元両替場所1 「銀行」
中国の銀行の入口にはものものしい警備員が常駐
銀行の中でもレートが一番良いのが「中国銀行」です。とはいえ、レート差は1%弱ですし、現在、中国は人民元と米ドルとの制限変動相場制による市場為替レートを基本に、米ドルと各国の通貨(日本円)との市場為替レートをリンクさせているので、一日の中でレートが大きく変わる日などは、銀行間でのレート差よりも、時間でのレート差が大きくなることも……。つまり、アクセスが便利な銀行で両替すればOKということです。ちなみに中国の銀行の営業時間は銀行や支店によって若干違いますが、一般的に9~17時、大都市のメガバンクは土日も営業で土日も両替OKと、日本より便利です。
デメリットは待ち時間が長いということ。特に都市部の「中国銀行」、「中国工商銀行」などのメガバンクはいつでも1時間以上待たされるのがあたりまえ。この点が旅行者には厳しいかもしれません。都市部の空港には銀行が併設されており、町中の銀行と比べ人が少ないので狙い目ですが、空港によって手数料が必要な場合もあるので要注意です。
- メリット……レートが良い、偽札の心配がない、大きな金額でも両替できる(一日両替限度額5000米ドル相当までOK)
- デメリット……時間がかかる
中国での人民元両替場所2 「ホテル」
旅行者には一番手軽なのがホテルでの両替
ホテルの両替の最大のメリットはストレスがないことです。ほぼ並ぶことはありませんし、換金の用紙も銀行のものよりシンプルでわかりやすくなっています。時間の限られた旅行者にとっては、ホテルでの両替がおすすめです。
ただし、ホテルの両替は大抵1元以下の端数を切り捨てられますし、場合によっては「今、現金が不足しているから、5万円までしか両替できない」などと言われることも多く、あまり多額の両替は期待できません。更に極稀ですが偽札が混ざっていたといった声も。もちろん、都市部の有名ホテルならばこの点は大丈夫です。
- メリット……スピーディに両替できる、夜遅くでも対応してくれる場合がある
- デメリット……宿泊者しか利用できない、多額の両替ができない、極稀に偽札が混じっていることがある
中国での人民元両替場所3「両替所」
空港の両替所は日本で両替するよりはレートが高い
- メリット……スピーディに両替できる、夜遅くでも対応
- デメリット……手数料が高い
- 町中の銀行
- ホテルの両替所
- 空港の銀行
- 空港の両替所
- 日本の両替機関
他にも、クレジットカートを使って中国現地のATMで人民元を直接引き出す便利な方法もあります。詳しい説明は「中国のクレジットカード事情」をどうぞ。
人民元を日本円に戻すには?
あまり小額な人民元は再両替に応じてもらえないので注意
再度中国に来る予定のある人は、人民元をそのまま日本に持ち帰って次の旅行の時に使う方がいいと思いますが、持ち出し限度額は2万元までという点は留意しておいてください。なお、中国から外貨の持ち出しは一人米5000ドルまでと決められています。
中国の両替の説明はこれで終わりです。両替したお金はしっかり管理して、中国の旅をエンジョイしてくださいね!
※1人民元=15.34円 2019年10月時点(編集部調べ)
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