国が違えばココまで違う!? 中国のトイレ事情

中国のトイレ事情「空港のトイレ」

空港のトイレ。年々、レベルアップしている中国のトイレ

中国に長く住んでいると「中国のトイレってどんななの?」と本当によく聞かれます。実際、中国のトイレは設備面も使用方法も日本と異なることが多く、中国ビギナーにとっては驚くようなことも少なくありません。このページでは、そんな中国独自のトイレ事情について旅行前に知っておきたいことを中心に、詳しく説明していきます。

<目次>
  1. 中国のトイレは大都市と地方の格差大
  2. 中国独自の使用方法&注意点
  3. 気になる衛生面は?
  4. 個室にドアがないって本当?
  5. トイレはどこにあるの?
  6. 中国語の「トイレはどこですか?」を覚えておこう
 

中国のトイレは大都市と地方の格差大

中国のトイレ事情「大都市のデパートのトイレ」

大都市の高級デパートのトイレ。しっかり並んで使用。設備レベルも高い

中国のトイレ事情「町中のトイレ」

町中の公衆トイレ。レベルは普通。和式なので日本人にとっては利用しやすい

中国のトイレ事情、北京上海といった大都市と内陸の地方都市では大きな差があります。都市部ではどこも水洗があたりまえですが、内陸部では水洗ではないところがまだまだ多数存在していますし、観光客が使えるレベルのトイレの数がそう多くありません。

出発前にホテルなど宿泊施設でしっかり用を足し、ツアーガイドが「トイレ休憩です」と言った時は行きたくなくても行っておくこと。そして、少しでも行きたくなったら早めにトイレを探す行動にでるようにすること。町中ではない観光地に出かける場合は特に、「早めのトイレ」と「念のためのトイレ」を心がけるようにしてください。

中国独自のトイレ使用方法&注意点

中国のトイレ事情「ベビールーム」

空港や大都市のデパートを中心にベビールームが増えつつある。今後のレベルアップに期待!

中国のトイレ事情「地下鉄のトイレ」

地下鉄のトイレ。このあたりになると中は撮影NGなレベルに……

中国独自の使用方法と注意点をご紹介しましょう。しっかり読んでおけば不快な思いをすることもだいぶ減るはずです。

■ペーパーは自分で用意する
最近では少しずつペーパー付きのトイレも出てきていますが、一般的にトイレにペーパーは用意されていないと思って多めに準備をしておきましょう。

■トイレットペーパーは流さない
中国のトイレは下水道がつまりやすい、トイレの水圧が弱い、ペーパーの質が悪いなど様々な理由からトイレットペーパーは流さず、備え付けのゴミ箱に捨てます。トイレがつまって汚水が逆流!などという大参事にならないよう、しっかりゴミ箱に捨ててください。

中国のトイレ事情「キッズトイレ」

近年はキッズ用トイレも増加中。大人と同様、使用前は便座を拭くことをお忘れなく

■洋式トイレの便座は手で触らない&必ず拭く
中国では洋式トイレを利用する際、しっかり座らず宙に浮いたまま用を足したり、便座に足を乗せてかがむため、かなり高級なホテルでも便座が汚れていることが多々あります。多くの洋式トイレは便座が上がっているのですが、便座を下ろす時もペーパーでくるむようにして直接触れないように注意してください。座る前はできれば除菌ウェットティッシュでキレイに拭いてから座るようにしましょう。

■並び方は周りを見ながら臨機応変に
近年は中国でも「並ぶこと」が習慣化しつつありますが、それは都市部に限ったことで、地方に行くと割り込みなどもまだまだあります。北京上海などでは、トイレの入口の前に一列に並んで順番に入っていく日本と同じ方法ですが、地方へ行くと、各ドアの前にそれぞれ並んだり、割り込みをしたりすることも少なくありません。そういう場合はイライラせずに、これが中国式だ!と楽しむ気持ちで、周りに合せて行動しましょう。

■ドアや壁がない「ニーハオ・トイレ」の場合
ドアや隣の個室との壁がない「ニーハオ・トイレ」は最近、減ってきてはいますが、地方ではまだまだ存在しています。また、ドアがあるのに閉めずに利用する人も少なくありません。そんな場合、ちょっと恥ずかしいのですが、これこそ郷に入っては郷に従えで堂々とした態度で使用しましょう。

■公共トイレはいつでも長蛇の列
中国も観光地や町中の公共トイレの数を増やしてはいますが、何と言っても13億人強という世界一の人口を誇る中国、観光地や列車駅のトイレは長蛇の列となっています。しかも、特に女性なのですが、一人の利用時間が日本人の数倍も長く、人によっては個室に入ったまま10分以上も出てきません。そのため、長蛇の列は遅々として進まず、焦っている時は最後、冷や汗になることもしばしば……。中国では「早めのトイレ」と、したくなくても行くという「念のためのトイレ」を心がけるようにしましょう。