集中力アップ作戦4 ~話を聞く時は手は膝の上~
私自身が、子供たちと接していて感じることですが、勉強に対して集中力の無い子供は、人の話も集中して聞く事が出来ません。例えば、授業中、自ら「分からない!」と質問をしに来たにも関わらず、こちらが解説をしていても、途中で「わかった!」と言って再度問題を解き始めてしまいます(そういった場合はだいたい正解出来ていません)。
こういった子供に対して、話を聞くときは手を膝の上において、こちらの指示することのみをする(考える)よう約束させると、徐々に話を集中して聞くようになり、また理解力も向上し、集中して勉強するようになりました。
「話を聞くときは、手は膝の上」当たり前のことですが、落ち着きが無い子には徹底させると、良い方向に向かうと思います。
集中力アップ作戦5 ~親が諦めない~
集中力アップ作戦の最後は、「親が諦めない」ということ。教育熱心で常にアンテナを張り情報収集をしている保護者の方に多いのですが、ご家庭での教育方針(ルール)や教育手法、塾や習い事をコロコロ変えると、子供の集中力は散漫になりますし、我慢が出来ない人間になってしまう危険があります。どんなことでも結果はすぐには出ません。保護者の皆さん自身が、自分の選択に自信を持ち、長い目で子供を見守ってあげましょう。今回は、すぐ飽きる子供の集中力を鍛える方法をお伝えしました。集中力の継続時間は、年齢と共に自然と長くなるという側面もあると思います。子供は必ず成長しますから、保護者の皆さんは焦らず心にゆとりをもって子供と接してください。
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