自由研究!親の適切な関与で子どもの本質的学力を伸ばす進め方とは

自由研究とは 進め方・やり方 親の適切な関与で子どもを伸ばす

自由研究で、変化の激しい社会を生き抜く力を育みたい。自由研究の進め方・やり方コツを押さえ、親の適切な関与で子どもを伸ばそう!

毎年のことながら、何をしたらいいのか分からない夏休みの自由研究。子どもに「早くやりなさい!」と言ってはみるものの、そういえば自分だってどうしていいか分からず、お茶を濁してきたような……。

でも自由研究は、真剣に取り組めば、これからの社会を生きる上で必要な力をぐんと伸ばしてくれるものです。自由研究の意味や種類、流れなど、基本的なことを理解することで、楽しく進めることができるようになります。
 

自由研究とは?

「自由研究」とは、自分が分からないことを、詳しく調べたり深く考えたりして、物事を明らかにしていくこと。また、その記録、成果の発表や公開も含みます。簡単に言うと、自分が不思議に思ったことや疑問について、調べ、考えて、他の人に教えてあげること。

普段の学校や塾での学習はどうしても受け身になりがちですが、自由研究では、課題を見つけることから、解決し表現するまでを自分で行うため、主体性や最後までやり抜く力をつけることができます。
 

工作も自由研究?知っておきたい自由研究の進め方・やり方

自由研究には、大まかに示すと以下のような決まった進め方があります。
 
  1. テーマを決める
  2. 考えるための材料を集める(実験・観察・見学・収集・調査・工作など)
  3. 考える
  4. まとめる
  5. 発表する

これは、自由研究だけではなく小論文や研究論文、プレゼンテーションでも使える基本的な流れです。自由研究は、大人になっても必要な自分の考えを表現する力を養ってくれるのです。

「工作も自由研究なの?」と思われるかもしれませんが、これは、企業や研究室で試作品を作るのと同じこと。試行錯誤した過程と結果を示すことができれば、もちろん自由研究と言えます(作品の作り方を書いただけのまとめでは、自由研究としての要素は足りません)。

さらに、実験も収集も、自分の疑問に答えを出すための手段ですから、答えを導き出すために、見学と調査、収集と調査など、1つの自由研究に2つ以上の手法を用いることもあります。

自分の疑問に答えを見つける道は、必ずしも一つではありません。肝心なのは、どの道が良いのかをきちんと考えて選ぶことです。
 

自由研究、親のやる気を保つ2つのポイント

自由研究は、学年が低くなればなるほど、親子で取り組みたいもの。少し面倒かもしれませんが、親にとってもうれしいポイントがあります。
自由研究とは

自由研究を夏の一大イベントに!
 

1.子どもの学力の伸びにつながる
自由研究に「真剣に」取り組むと実感していただけると思いますが、自由研究は学力の伸びにつながります。なぜなら、自由研究は、各教科でつけた力を徹底的に使うことになるから。文章を書く、誰かに質問する、表やグラフにする、色やレイアウトを決める…… 実作業でもこれ以上の要素がありますし、もちろん、気力も体力もいるでしょう。

自由研究を最初から最後までやり抜くことは、学びの基礎体力を育みます。自由研究キットなども充実している今、それらを利用するのも考え方の一つではありますが、せっかくの機会ですから、じっくり腰をすえて本気で取り組んでみるのもいいものです。

2.子どもの楽しそうな顔・成長が見られる
子どもが何かに夢中になったときの底力は侮れません。集中する姿、大人にはできないような面白い発想、キラキラしたうれしそうな表情、そしてやり遂げたときの成長……一緒に自由研究に取り組むことで、普段とは違うお子さんの姿が見られます。

何より、子どもは大人が自分と一緒に何かをしてくれることをとても喜びます。きっといい思い出になりますよ。
 
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