スキンケア/紫外線・UVケア

進化系日焼け止めで、子どもと一緒に肌を死守

子どもだから日焼けしても大丈夫! 肌に負担がかかりそうだから、子どもには日焼け止めを塗らない! いえいえ、そんなことはありません。子どもだからこそ、実は日焼け止めの力を借りなくてはいけないのです。2013年発売の新作なら、子どもの肌への配慮も万全です。

大貫 未記

執筆者:大貫 未記

スキンケアガイド

肌がジリジリと焼けるような夏の陽射し。ちょっとした外出でも日焼け止めが欠かせませんが、自分だけでなく子どもにも塗ってあげていますか? シミやシワが気になるのは大人になってからですし、真っ黒に日焼けした子どもの笑顔はとてもかわいいもの。子どものうちなら日焼けしてもいいのでは?と思う人もいるでしょう。しかし、実は子どもこそ紫外線対策をしっかり行うべきなのです。

子どもに日焼け止めが不可欠な理由

子どもイメージカット

子どもも無防備に紫外線を浴びることは危険です

それは4つ。まず、生涯で浴びる紫外線量の半分を18歳くらいまでに浴びてしまう、というデータがあります。大人に比べて戸外にいる時間が長いためだと思います。この時期に日焼け止めを使うことこそ、生涯浴びる紫外線量をぐっと減らすことができるはずです。

次に、子どもの肌は大人に比べて細胞分裂が活発なことが関係します。分裂する回数が多いと、紫外線によって傷ついた遺伝子の修復がうまくいかないことがあり、皮膚がんを招く可能性が高くなってしまうことに。

3つ目は、同じ紫外線の量でも、子どものときに浴びれば浴びるほど、紫外線の悪い影響を大きく受けやすいということ。親子一緒に同じ時間だけ屋外に滞在していたとしても、子どもの肌のほうがダメージが大きいというわけです。

最後は、子どもは背が低いために、地表の照り返し(紫外線の反射)の影響を受けやすいという事実。アスファルトやコンクリートで約10%、プールや海などの水面では10~20%、砂浜で10~25%、芝生や土でも10%以下の反射があるため、けしてあなどることはできません。

このように子どもだって油断禁物。何年にもわたって紫外線を無防備に浴び続ければ、日焼け止めを使っている子どもに比べて、将来、肌が老化しやすくなる(加速する)可能性や皮膚がんを招きやすくなる危険性もあることを覚えておきましょう。とはいえ、日焼け止めが子どもの肌に負担をかけそう……と懸念する人も多いようです。そこで、使用感や処方にこだわって作られた「子どもも使える日焼け止め」を紹介します。どれも2013年の新作なので、最新の技術がいかされた心強い助っ人。もちろん、大人も使えるから、親子一緒にどうぞ。

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