旅行で美味しい「ノルウェーコーヒー」を味わおう
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旅行では「オーロラ」や「サーモン」が一般的だが、2012年に東京にノルウェー発のカフェ「フグレン トウキョウ」がオープンしたことにより、「オスロで本場のノルウェーコーヒーを味わおう」という流れが広まりつつある
プロのバリスタと一緒に、コーヒーを飲む
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誰でも気軽に参加できる「パブリックカッピング」が、スペシャルティコーヒーを取り扱うオスロのカフェでは一般化しつつある

手前が焙煎された挽く前のコーヒー豆、奥のカップにはすでに挽いたコーヒー
挽いたコーヒーを入れたカップに熱湯を注ぎ、カップの上に浮かぶ泡をスプーンで取り除いてから、各コーヒーの香りと味を比較します。
一般市民が参加する「パブリックカッピング」
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ストックフレッツでのカッピング。カッピングする際は、メモ帳に「ブラックベリーの味、キャラメルの香り」など自分が感じたことを記録していく人もいる
毎週パブリックカッピングを開催しているカフェもあり、偶然立ち寄った通行客が、「あれ、なにをしているの?」と飛び入り参加することもよくあります。カッピングの多くは無料でおこなわれており、発売前の最新のコーヒーを味わうこともできます。
カッピングのイベントのお知らせはフェイスブックやツイッターなどのソーシャルメディアでノルウェー語で更新されることが多いので、開催されているか確認したいときは電話をしてみましょう。
また、各カッピングでは、ノルウェー語が話せない参加者がいる場合は、会話は英語に切り替えてくれるそうなので申し出ましょう。
それでは、次のページでは、世界バリスタチャンピオンにも輝いた、ティム・ウェンデルボー氏が経営するロースタリーカフェでのカッピングをご紹介します。